3日目、羽幌から北竜までの85km。スタートしてから日に日に一日の走行距離が増えていくのが何ともキツイ。すでに私のカラダは睡眠不足だった。疲れているので熟睡態勢だが、そもそも寝る時間は3~4時間しか無かった。
この日のコースは、引き続き、見慣れたオロロンンラインを走り、後半、留萌市内を抜けて内陸に入り、峠を越えるというコース。
一昨年、なっきーと走ったおなじみのコース、途中、道の駅では「日本一周40日目」と書かれたプレートを貼ったバイクに出くわす。
留萌市内は少々、複雑だった。国土地理院の地図が最新の状態ではなく、廃線になって撤去された線路がそのまま鉄道として記されていたりして少々と戸惑った。川を渡り、留萌駐屯地の横を通ると市街地の気温が「29℃」を表示していた。それでも、暦の関係上一週間遅く開催されている今年は、例年より涼しいのだという。しかし、実際には路面の照り返しで30度は越えているように体は感じ取っている。
コンビニでアイスを買って日陰に座って食べていると、かずちゃん&しんちゃんのおしどり夫婦が、向かいのバス停でバスを待っていた。どうやら、ここでバスに乗るらしい。(なんと、そのバスは札幌までのノンストップで彼らとは翌日の午後、とあるところで合流する・・・)
そのうち、キングもやってきた。彼に追いつかれたら、たいていの人はゴールに間に合わない。私はかろうじて昨日、1分前にゴールしたけれど・・
この時点で、しっかりと腹をくくっておく必要があった。しかし、算数の苦手な私は、残り時間と制限時間と、そして今、どれくらいのペースで進むべきかの計算が瞬時にできないまま、だらだらと前へ進んだ。やがて、キングの姿は見えなくなり、一人旅になった。
峠を越えると辺りは夕闇に包まれた。いい加減、残りの時間を見つめなおす時が来ていた。見ると、あと10km以上あるのに、制限時間は1時間ちょっとしかない(笑)
カラダは、まだまだ元気で走れるのに、なんと制限時間に間に合わず、リタイアを迫られる羽目となってしまったのだ!こんな悔しいことは無い。それでも、往生際の悪い私は、ただひたすら前に進んだ。その横を、目的地方面へと向かう最終バスが通りすぎていく・・・
完全一人旅なら、こうしていつまでも走っているがよい。しかし、一人の勝手な行動は他の参加者に迷惑を及ぼすのが、今回のような大会なのだ。何としてでも私はミーティング時間までに目的地に到達していなければならなかった。最終手段で主催者の携帯に電話し、路上でピックアップしてもらうことにした。
初めてこの大会に参加した5年前、意外と簡単にゴールできてしまったので、今回は当然、「完走」を狙って来ていた。これで、完全に完走の目標は絶たれてしまったのだ・・・
かたわらで、そんな私をなぐさめるかのようにヒマワリが一面に咲いていた。
この日のコースは、引き続き、見慣れたオロロンンラインを走り、後半、留萌市内を抜けて内陸に入り、峠を越えるというコース。
一昨年、なっきーと走ったおなじみのコース、途中、道の駅では「日本一周40日目」と書かれたプレートを貼ったバイクに出くわす。
留萌市内は少々、複雑だった。国土地理院の地図が最新の状態ではなく、廃線になって撤去された線路がそのまま鉄道として記されていたりして少々と戸惑った。川を渡り、留萌駐屯地の横を通ると市街地の気温が「29℃」を表示していた。それでも、暦の関係上一週間遅く開催されている今年は、例年より涼しいのだという。しかし、実際には路面の照り返しで30度は越えているように体は感じ取っている。
コンビニでアイスを買って日陰に座って食べていると、かずちゃん&しんちゃんのおしどり夫婦が、向かいのバス停でバスを待っていた。どうやら、ここでバスに乗るらしい。(なんと、そのバスは札幌までのノンストップで彼らとは翌日の午後、とあるところで合流する・・・)
そのうち、キングもやってきた。彼に追いつかれたら、たいていの人はゴールに間に合わない。私はかろうじて昨日、1分前にゴールしたけれど・・
この時点で、しっかりと腹をくくっておく必要があった。しかし、算数の苦手な私は、残り時間と制限時間と、そして今、どれくらいのペースで進むべきかの計算が瞬時にできないまま、だらだらと前へ進んだ。やがて、キングの姿は見えなくなり、一人旅になった。
峠を越えると辺りは夕闇に包まれた。いい加減、残りの時間を見つめなおす時が来ていた。見ると、あと10km以上あるのに、制限時間は1時間ちょっとしかない(笑)
カラダは、まだまだ元気で走れるのに、なんと制限時間に間に合わず、リタイアを迫られる羽目となってしまったのだ!こんな悔しいことは無い。それでも、往生際の悪い私は、ただひたすら前に進んだ。その横を、目的地方面へと向かう最終バスが通りすぎていく・・・
完全一人旅なら、こうしていつまでも走っているがよい。しかし、一人の勝手な行動は他の参加者に迷惑を及ぼすのが、今回のような大会なのだ。何としてでも私はミーティング時間までに目的地に到達していなければならなかった。最終手段で主催者の携帯に電話し、路上でピックアップしてもらうことにした。
初めてこの大会に参加した5年前、意外と簡単にゴールできてしまったので、今回は当然、「完走」を狙って来ていた。これで、完全に完走の目標は絶たれてしまったのだ・・・
かたわらで、そんな私をなぐさめるかのようにヒマワリが一面に咲いていた。