先月71年前の終戦の年に当時の国民学校初等科
(今の小学校)に入学し、終戦ま近の激しい空襲で
落ち着いて勉強する環境になく、通学時は空襲警報が
鳴ると林や草の中へ逃げ込んだ記憶がよみがえる。
ほとんど勉強した記憶がない。
8月に終戦を迎え激しい食糧不足に見舞われていた
ひもじい思い出が頭をよぎる。
その当時のクラスメートのうち都会から疎開していた人もおり
65年ぶりに再会し、当時の
思い出に月日の過ぎ行く儚さが身にしみるひと時であった。
38人の仲間のうちすでに10人が他界していた。
戦後の地方では中学校を卒業するとはとんどの人は都会の
工場へ集団就職し進学する人は少なかった。
過酷な労働条件の中身体を壊し、他界した人もいたようだ。
78歳になっても出会うとお互い当時のちゃんづけで呼び合う
仲間はお互い年を忘れさす。
戦後71年平和な日本になったが、我々の年代は戦後の
貧しい時代から繁栄の時代に生き、頑張って平和を築いてきた
生き証人であり、後輩たちにはこの平和を守って行ってもらいたい。