後期高齢者の旅とひとりごと

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戦争は無くならない

2015-08-09 10:54:14 | 日記・エッセイ・コラム
安保法制に反対し戦争反対と言ってデモをしている今の若い人たち
を見ていると自分が55年前の学生時代に日本に米軍の駐留を
認める安保改定 いわゆる60年安保で全学連が激しいデモを繰り返し
学校では休講が続き、国会を何十にも取り巻き、デモを繰り返し、戦争反対戦争反対と
叫びながら国会の南門を破り、突入したことが思い出される。
当時は安保条約の中身もわからず安保反対 安保反対のシュプレヒコールのウイルスに罹ったような反対運動であった。
あの時の安保闘争は虚しさだけが残った。
結局は安保改定案は国会で可決されアメリカ軍が日本に駐留するようになった。
1945年の敗戦で日本は焦土と化し、小中学校時代は物資不足、食糧不足で
白いご飯は食べられず、昼弁当は麦飯に梅干、すずめやいなごも食べた
ひもじい耐乏生活が思い出される。学校の運動場も芋畑であった。
1950年北朝鮮が反共政策をとる大韓民国を攻め、朝鮮戦争が勃発した。
共産主義陣営(ソ連、中国)と資本主義陣営(アメリカ、国連)の代理戦争
と言われた。
1951年吉田茂がサンフランシスコ講和条約に調印し、又日米安保条約を締結する。
5年後に朝鮮戦争は休戦協定が結ばれて現代も休戦中である。
平和条約が結ばれていない今なお北朝鮮、中国、ロシア(ソ連は崩壊しロシア)
三国とも核を保有している。敵国である。
皮肉なことに朝鮮戦争でアメリカ軍が日本に駐留していたために日本から
米軍が飛び立ち、日本は軍需物資の特需景気にあずかり朝鮮戦争休戦後も
神武景気、岩戸景気、オリンピック景気、いざなぎ景気と言われる経済発展を
成し遂げて世界の経済大国になった。
いわば日本は戦争で国土が破壊され、戦争のおかげで敗戦からわずか10年余で
復興をなしとげた。
アメリカと安保条約を結び、日本とアメリカの軍事同盟が他国からの
抑止力となり、今の平和があるのでは^^^
日本の憲法9条は攻撃(侵略)する他国側には関係なく平和が維持されるのは
他国からの侵略攻撃から日本国民を守る、強力な抑止力が必要では
この地球上には自分と同じ顔、同じ価値観を持つ人間は二人といない。
相手がおれば必ず紛争はおこる。
生あるものすべて弱肉強食の社会、生き延びるための本能で
あると思う。夫婦げんか、親子げんか、兄弟げんかしかり
同じ価値観を共有する宗教団体でもその指導者の教義の違いから
戦争が起こる。
民族の文化のちがいからも紛争が絶えない
スポーツの世界においても、勝ち負けを喜ぶ 闘争(戦争)である。
しかしスポーツにはルールがあるから人を殺さない
戦争は人を殺す。
戦争をなくすための人間の知恵がありや?なきや?
世界の人々が豊かになり、貧困を無くすことが世界平和へ
つながるはず 
果てしない夢
戦後70年平和な国日本に生きてきて思う。









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