つまがリズム

きままな、ひとりごと

東南アジアスタートアップ大躍進の秘密 を読んでメモ

2024年07月08日 | 読書感想
2024年7月8日(月)

東南アジアスタートアップ大躍進の秘密
 中野貴司 鈴木淳 著
 ㈱日経BP 日本経済新聞出版 発行
 2022年5月6日 1刷
を、読んでメモ






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70代、腸内細菌と筋肉で老いを超える、を読んでメモ

2024年06月26日 | 読書感想
2024年6月26日(水)

70代、腸内細菌と筋肉で老いを超える
 江田 証 著
 ㈱さくら舎 発行
 2023年5月13日 第1刷発行
を、読んでメモ



【日本人に多い腸内細菌】
A ファーミキューティス門(日和見菌)
B バクテロイデテス門(日和見菌)
C プロテオバクテリア門(悪玉菌)・・大腸菌、サルモネラ菌、腸炎ビブリオ菌、コレラ菌、ピロリ菌など『通性嫌気性菌』
D アクチノバクテリア門(善玉菌) 『嫌気性菌』


【最近、注目されている腸内細菌】
・アッカーマンシア・ムシニフィラ(ベルコミクロビウム門)
  →次世代善玉菌
・フソバクテリウム・ヌクレアタム(フソバクテリウム門)
  →大腸がんなどの多くのがんと関係がある

【その他】
①カーター元大統領が受けた「がん免疫療法」ではオプシーボを使用したが、オブシーボは、
患者の腸内に「アッカーマンシア・ムシニフィラ」という菌が存在している必要がある。
なお、この菌のエサとなるには、ぶどうやクランベリーに含まれるポリフェノールや緑茶
の中のエピガドカテキンがレートである。なお、この菌は若返りの菌としても注目されて
いる。

②大腸がんの患者の腸内には、フソバクテリウム・ヌクレアタムという菌が多い。
 この菌は、胃がんにおけるピロリ菌のような存在。口の中にいる細菌(口臭[硫化水素]・産生菌・歯周病菌)が腸内に存在している。

③70歳で起こる「腸の壁」とは
   →(正   常) 腸には酸素がない状態
   (高齢になると)腸の粘膜が不健康な状態になると腸に酸素が入り込む

④海外のデータでは、ファーミキューティス門(デブ菌)、バクテロイデテス門(やせ菌)というものもあるが、日本人には当てはまらない。(さらには、京丹後市の健康長寿者には、デブ菌が多くてやせ菌が少ない)

⑤健康のカギは「酪酸産生菌」にあった
   → (例)オリゴ糖を食べた→小腸で吸収されずに大腸へ→大腸の腸内細菌によって発酵させられ大腸内で酪酸などの短鎖脂肪酸が作られる→短鎖脂肪酸は全身をめぐり良い影響を与える。
  ※短鎖脂肪酸(酪酸、酢酸、プロピオン酸など)。
 ※酪酸をつくる菌を「酪酸菌」といい長寿地域の人には酪酸菌が多い。
⑥老化について
  老化は、主に細胞のサビが蓄積して起こる。
  抗酸化物質
   ・ビタミンA・C・E
     ビタミンA(人参やホウレン草などの緑黄色野菜、ウナギ)
     ビタミンC(レモンなどの柑橘類、ブロッコリー、ホウレン草)
     ビタミンE(ナッツ、アボガド、かぼちゃ)
   ・精子を活性化するもの
     「トコトリエノール」、「NAC(Nアセチルシステイン)」、「コエンザイム」
   ・卵子を活性化するもの
     「メラトニン」
   ・「桃」に含まれる「フルタニン」というオリゴ糖と「ソルビトール」という
    ポリオール類が酪酸をはじめとする短鎖脂肪酸をふやす。「桃太郎」の原説。

⑦京丹後市の健康長寿者
 食べているもの・・・・豆と野菜と果物
 腸内細菌・・・・・・・ファーミキューティス門の酪酸菌
              ・ラクノスピラ菌
              ・ロゼブリア
              ・コプロコッカス

⑧間欠的絶食(IF)について
   1日目  何を食べてもOK
   2日目  水を飲む以外は何も摂取しない    
   3日目  何を食べてもOK
   4日目  水を飲む以外は何も摂取しない 
     以下略 
    ※9時間以上絶食するとオートファジー機能が働き始める
              ミトコンドリアが古くなりが衰えたミトコンドリアを            
              自分で食べてしまう

⑨カロリーリストリクション(CR)
   1日の総カロリーを70%に制限した食事を、連日決まった時間に取る。
   すると、長寿遺伝子「サーチェイン遺伝子」が活性化し、延命効果やダイエット健康
   に好影響を与える。 
     
⑩日本人の死因としての、「サルコペニア」 と 「フレイル」
             ↑筋肉がへる   ↑虚弱(寝たきり寸前)

⑪膝の痛みをとるには、太ももの筋肉(大脚四頭筋)を鍛える




(参考)






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波動の報告書~足立育朗の世界~ を読んでメモ

2024年06月11日 | 読書感想
2024年6月11日

波動の報告書~足立育朗の世界~
  小林正観 著
  ㈱弘園社 発行
  1996年6月28日 初版
を、読んでメモ



この本は、足立育朗さん(もともとは建築士)が独特の波動論をみつけた、その話を
小林正観さんが本にしたもの。
育朗さんには、幸子さんという妹がいて協力を得ていた。

  
       ↑ 現代考えられている「原子」のイメージ図                               ↑ 足立さんの「原子」のイメージ図 

①足立さんは「直観やひらめきは、どこから来るのか」とふと思った。

②宇宙に情報が飛び交っている。それを、道具を使わずに人間がキャッチできるようだ。
      (様々な波動が飛び交っている)
  ・物質波(重力波) ←ただし現代科学では理論上はあるが検出されていない
  ・電磁波 ←人は、この一部を電波として使用している
  ・磁気波

③TVとラジオでは、発信と受信をしている。
  ※チューナーをある数に合わせると、その周波数の電波をだす(発信する)
   発信した電波が空中をとんでいる無数の電波の内、同じ周波数の電波をとらえ、
   それが音になったり映像になったりしている(受信)
   つまり、呼び水として発信しているのでは?

④③から考えて人間も同じでは?
  (発信) 深くテーマを意識する
  (受信) 知りたいことについての情報をのせて飛んでくる波動に共振・共鳴し、
      脳の中に直観やひらめきという形で入ってくる

        

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あなたの体は9割が細菌、を読んでメモ

2024年06月09日 | 読書感想
2024年6月9日㈰

あなたの体は9割が細菌
アランナ・コリン 著
矢野 真知子 訳
㈱河出書房新社 発行
2020年12月20日 初版発行
を、読んでメモ
*******************************************************


プロローグ 回復はしたけれど
序 章 人体の90%は微生物でできている
     ・私たちは微生物と共に進化した
     ・人体は微生物生態系に満ちている
第1章 21世紀の病気
     ・健康向上に寄与した4つのイノベーション
       (予防接種/医療現場への衛生概念の導入/公衆衛生対策/ペニシリンの発見)
     ・ヒトにとって「ふつう」でない事の急増
     ・21世紀病を疫学的に問うてみる
第2章 あらゆる病気は腸からはじまる
     ・カロリー計算では体重コントロールはできない
     ・微生物が引き起こす消化器系のトラブル
     ・エネルギーをどう吸収するか
     ・エネルギーをどう貯蔵するか
第3章 心を操る微生物
     ・遅発性自閉症のきっかけ
     ・腸と脳はつながっている
     ・微生物が出す化学物質が信号になる
     ・探査脂肪酸の役割
第4章 利己的な微生物
     ・アレルギーを説明する「衛生仮説」の不備
     ・ホロゲノム進化論
     ・「旧友仮設」に書き換える
     ・腸の透過性が上がるという現象
第5章 微生物世界の果てしなき戦い
     ・無数の命を救ってきた薬
     ・抗生物質が微生物集団の攻勢を変える
     ・抗菌剤入り製品への懸念
第6章 あなたは あなたの微生物が食べたものでできている
     ・栄養摂取の複雑なプロセス
     ・微生物に必要な餌をやり忘れていないか
     ・食物不耐症の謎
第7章 産声を上げたときから
     ・産道にいる微生物
     ・母乳の中にいる微生物
     ・マイクロバイオームの驚くべき順応性
第8章 微生物生態系を修復する
     ・微生物は補助食品として補充できるか
     ・他人の糞便を分けてもらう
     ・理想のドナーを求めて
終 章 21世紀の健康
     ・社会としての姿勢を変える
     ・個人としての姿勢を変える
エピローグ 100%の世話をする
*******************************************************
あなたの体のうち、ヒトの部分は10%しかない。
あなたが「自分の体」と呼んでいる容器を構成している細胞1個につき、
そこに乗っかかっているヒッチハイカーの細胞は9個ある。
あなたという存在には、血と肉と筋肉と、骨、脳と皮膚だけでなく、
細菌と菌類が含まれている。
あなたの体はあなたのものである以上に、微生物のものでもあるのだ。
微生物は、腸管内だけで100兆個存在し、海のサンゴ礁のように生態系をつくっている。
およそ4000種の微生物がそれぞれ独自の生息地を開拓し、長さ1.5メートルの大腸表皮を覆うひだに
隠れるようにして暮らしている。
あなたは、生まれた日から死ぬ日まで、アフリカゾウ5頭分の重量に匹敵する微生物の「宿主」となる。
微生物はあなたの皮膚の上にもいる。あなたの指先には、イギリス人の人口を上回る数の微生物が付着している。
         

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保守主義とは何か を読んでメモ

2024年06月08日 | 読書感想
2024年6月8日(土)

保守主義とは何か
 宇野重規 著
中公新書 
2016年6月18日発行 を読んでメモ





18世紀後半  エドマンド・バーグ(1729~1797)    ←フランス革命と闘う
        ・(生) アイルランド
        ・英国の下院議員として活躍した
        ・フランス革命を批判
        ・「保守思想の父」ともいわれる

20世紀    T・S・エリオット(1888~1965)     ←社会主義と闘う
        ・(生) 米国
        ・詩人、文芸評論家
        ・イギリスで活躍した文人
        ・伝統と進歩の二項対立

       フリードリヒ・ハイエク(1899~1992)   ←社会主義と闘う
        ・(生)オーストリア
        ・英国や米国で活躍した経済学者
        ・経済の面からの自由主義
 
       マイケル・オークショット(1901~1990)  ←社会主義と闘う
        ・(生)英国
        ・英国の哲学者、政治哲学者
        ・「人類の会話」というヴィジョン
     

アメリカ保守主義について                ←大きな政府と闘う
       アメリカの「伝統主義」
         ・宗教化
         ・反知性主義(地位も学歴もないが、生活に根ざした健全な判断力をもつ普通の人々の思想)

       リバタリアン
         ・ミルトン・フリードマン・・・経済的リバタリアリズム
         ・ロバート・ノージック・・・・個人の人権や自然権を重視する、いわば、倫理的リバタリアリズム

       ネオコン(新保守主義)
          ・東欧から移民したユダヤ系2世であり、ソ連に対して独特な警戒感を持っていた。
          ・イデオロギー対立の時代は終わり、今後は、専門家集団による合理的な社会運営を目指すべきと考える。

        


   
       

  



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