つまがリズム

きままな、ひとりごと

「天才」の育て方  を読んで

2015年10月21日 | 読書感想
平成27年10月21日(水)

「天才」の育て方  五島 節 著
を、読んでのメモ
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①みどりには「あなたは私の”世界一”」と言って育てた。

②龍には「私はあなたに跪く」と言って育てた。
 ・・・いつの日か、あなたに跪かずにはおれないくらい素晴らしい人に、あなたはなるだろう。

③「表現」するという意識があるかないかが、プロとアマチュアの分かれ目です。
無意識のうちにも自分を表現して伝えたいという気持ちがあるかないか、
あるいは自分を「表現」したい、自分をみせたい、自分を出したいという気持ちが、
にじみ出ているかどうか・・

④ 表現(エクスプレッション)・・エクスは外部(に)
感動・印象(インプレッション)・・インは内部(に)
つまり、何かを外に追い出すのが表現で、何かを内側に受入れるのが感動です。

⑤ プレゼンテーションという言葉は、
日本では、「企業でプレゼンが行われた」という感じで使われます。
アメリカでは、「あのキャスターはプレゼンテーションがうまい」と使われます。
この場合、ニュースの紹介がうまい、という意味ではなく、
キャスター本人の存在感を表します。

⑥技術的なことはバイオリンの先生が教えてくれる。
表現したい、という気持ちを育てたいのならば、親にできます。
例えば子供のバイオリン曲、「釣鐘草(つりがねそう)ですが、
釣鐘草は、小さく可憐な花で、名前の通り、釣鐘の形をしているのですが、
なぜか、横向きか、下向きに花をさかせます。
本物の釣鐘のように、静かに下を向いてぶら下がって咲くわけではありません。

その釣鐘草の花の姿、茎の姿、葉の姿を、
お母さん(お父さん)が、子供さんに見せませんか。


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