つまがリズム

きままな、ひとりごと

宮崎兄弟資料館

2013年07月09日 | 日記・エッセイ・コラム

平成25年7月8日(火)

日曜日に、宮崎兄弟資料館に行った。

近くの大学のゼミ学生さんが来ていたが、大挙して帰ったあとは、私らだけとなる。

スタッフさんが親切にいろいろ教えてくださった。

◎宮崎家は「官」に対する反骨精神が旺盛な家柄。 
◎孫文のメジャーデビュー功労者は宮崎滔天。 「33年の夢」で孫文を取り上げたが、それが日本在住の中国人を動かすことになる。
◎滔天奥さんのツチさんは経済的に苦労した。 ○年下宿屋をはじめた。 ○年牛乳屋をはじめた。 ○年ミシンで内職をした、という展示をみて、切なかった。
◎荒尾市の市制50周年記念事業として、宮崎兄弟資料館の建設と生家の復元整備をした。
生家を譲りうけた方が、資料を保存してくれていた。

        

孫文は中国でも台湾でも始祖として敬われているそうです。また、中国で記念行事があるときには、滔天や兄弟の、子孫の方が来賓として招待されるそう。

それから、毛沢東はかって滔天に講演依頼をしたことがあった。毛沢東と竜介さん(滔天長男)が面会したときにその話を聞き、後日、探してみたら毛沢東の手紙が出てきた、とのこと。


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数字のからくり、データの真実 (3)

2013年07月04日 | 日記・エッセイ・コラム

平成25年7月4日(木)

昨日のNHK、クローズアップ現代は『数字のからくり、データの真実』というテーマだった。

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私の感想

(1)ビッグデータのなかには、例えば「年齢」など、データが一部欠損しているデータがあり、それは分析に使えないのでゴミデータと呼ばれる。 しかし、欠損していない他のテータから、欠損部分を推測できるようにしたら、ゴミデータは使用できる価値あるデータとなる。
例えば、年齢のデータが欠損していたが、購入商品や来店時間のデータがあれば、年齢を推測できるような算式があるんだろうね。

→というところが、技術的なちょっとしたところだったけれども、興味深かった。

(2)データサイエンティストという仕事が重宝される、ということを考えてみる。
昔の人は、空や昆虫や動植物などを観察して、天気を推測していたけれども、 今では、人工衛星などからのデータを分析した天気予報がほとんどすべてになっているよね。

どっちが良くて、どっちが悪いという問題ではないけれども、「リアル自然」から離れていったように、数字やデータを信頼しすぎると「リアル客、リアル現場」から、どんどん離れていくような気もする。 何事もほどほどが一番か。


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数字のからくり、データの真実 (2)

2013年07月04日 | 日記・エッセイ・コラム

平成25年7月4日(木)

昨日のNHK、クローズアップ現代は『数字のからくり、データの真実』というテーマだった。

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番組の後半は、21世紀の最もセクシーな職業と言われている(らしい)データサイエンティストの工藤卓哉さんが取り上げられていた。

近年、会社は最小のコストで最大の利益を出す事が求められている。また、消費者のニーズも多様化している。

そこで、会社が例えばダイレクトメールを送るケースを考えてみると、以前は同じ内容のものを大量に送っていたが、今では見込み客に、その人に合った内容のものを送るように変わってきている。

このような複雑なことを可能にするのが「ビッグデータの解析」である。 以前は、「勘と経験」でやってきたけどね。

解析でどのようなことができるかというと、
◎街ゆく人の移動のデータから、店の出店場所を決める。
◎天気、オリンピックのスケジュール、曜日など100ものデータを考慮した算式で、広告をだすタイミングを決定する。
◎職業訓練を終えた人のその後の就職状況データなどから、Aさんにどのような訓練が必要かを決定する(現在は訓練を受けた人のアンケートが頼り)。
などが紹介されていた。


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数字のからくり、データの真実 (1)

2013年07月04日 | 日記・エッセイ・コラム

平成25年7月4日(木)

昨日のNHK、クローズアップ現代は『数字のからくり、データの真実』というテーマだった。

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「これを食べた日本人の95%は心筋梗塞になっている。この食物は禁止すべきか」 と尋ねられたら、どう応えるだろうか。

答えは「米」。 
数字が出てくると、何となく惑わされて判断が鈍ることがある。

この質問のようにあからさまではなくても、データの大きさ、誤差、中心値、平均値などをうまく使って作成されたアンケート結果や表やグラフを、私たちは正しく読み取ることが必要ではないだろうか。


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佐藤可士和の新しいルールづくり

2013年07月01日 | 日記・エッセイ・コラム

平成25年7月1日

『佐藤可士和の新しいルールづくり』を読んだ。

聞き手=斎藤孝先生だが、斎藤先生の、聞き方や、可士和さんの発言内容の捉え方などが面白かった、さすが、です。 
おお!と思ったことをメモしよう♪

◎ 関数y=f(x)の、fは、○○変換なので、例えば、ゴッホ変換だと世界全体が黄色くてゆがんでいて、あの太陽がぎらぎらする感じになるとか、可士和変換だと、シンプルになるとか・・
  → 数学って、社会でこんな風に使えるんだ!!

◎ あらゆるものには「シヅルカット」がある。
ビールの広告でシュワーっと泡がたつ映像とか、ハンバーガーだったら肉が鉄板の上でジュワーっと焼けているところとか、人の感覚を直接的に刺激する瑞々しい表現のことを「シズル」という。 人にも企業にも、その一番光っているシズルがある。
  → 「この人のシズルカットはどんなんだろう」なんて想像しながら社会を眺めたら面白いだろうなあ~。

◎ ブランディングとは、「本質的価値(シズルを理解すること)」×「戦略的イメージコントロール(表現力)」
戦略的にやれば、会社であろうと商品であろうと人間であろうと、何でもブランド化できると僕は思っています。
  → なんといっても第一人者の人の言葉は、重いよね!

 


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