テレビで京都を

普段ほとんどテレビを見ないで過ごす私は、番組のチェックもしてません。

ですが、最近、偶然、京都関連の番組を放送前に知ったので録画していました。



１つは夏の京都を舞台に別れる夫婦とその娘の心の成長を描いた映画の「お引越し」。

もう１つは、ＢＳ朝日でこの秋から放送が始まった「京都１２００年の旅」。



「お引越し」は平成５年の作品なんだそうですが、過去にも１度、深夜に放送されたのをたまたま気づいて録画してたんですが、映像を残していなくて、今回又、放送されるのを知って録画してみました。

私がこの映画の存在を知ったのは狂言師の茂山逸平さんが出演されていたからなんですが、主人公の女の子は田畑智子さんが演じておられ、これが本当に上手い。

京都の夏の風物詩である、祇園祭や大文字の送り火などの風景の中で、ちょっと辛い日常生活が浮き彫りにされているのが印象的でした。

京都のお祭や風景は自分にとってはとてもわかりやすいものなのですが、映画のラストに繰り広げられる琵琶湖畔のお祭はどこのお祭なのかよくわかりませんでした。

橋が出ていたので瀬田あたりのお祭かなと思ったのですが・・・。



「京都１２００年の旅」はシリーズが始まったばかり。１回目は東寺と西寺のお話。
東寺の繁栄と西寺の滅亡が主な題材。

知られている話も結構あったのですが、現在も西寺が存在している事は知らなかったので、１度行ってみたいなあと思っています。

この番組はこれからも放送されるようなので、又、録画しようと思っています。

ただ、私は録画すると安心してなかなか見ない傾向があるので、今回みたいに割りと早く見る事ができるかどうかは何ともいえないですが、なかなか京都に行けないので、しばらくはテレビで京都を感じるしかなさそうです。



そういえば、先日、カード会社の明細書に同封されるチラシに京都の瑠璃光院と比叡山への日帰りバスツアーの広告が出ていて、かなりショックを受けました。

比叡山はともかく、瑠璃光院への観光バスが出るなんて・・・。
静かな紅葉鑑賞ができる少ない場所が又消える。