きまぐれ雑記

日常の出来事と私の好きなものを思いつくままにゆっくり記していきます

ファントム

2014-10-18 20:41:43 | 観劇・ミュージカル
先月の「Endless SHOCK」以来の梅芸。ファントムの千秋楽に行ってきました。


千秋楽だからチケットを取ったというわけではなくて、10月は他の公演の関係もあり、ファントムのチケット発売日に予定を入れても大丈夫と思える日が平日の方が多かったので、それなら楽にしようかなという感じでした。



千秋楽が初見というのもどうかという思いもありましたが、作品自体は何度か観ていたので大千秋楽に初見となりました。


公演が変わるとやはり劇場の雰囲気も違う。

ロビーではこれから上演されるミュージカルなどの告知用のビデオが流れたりしていました。

ふいに「モーツァルト!」の曲か聞こえてきたけど、私の中にあるものとは何だか別のものになっているように感じられて、寂しくもありましたが、まあ、それがオリジナリティともいえるのだから仕方がないですよね。



さて、それはさておき、舞台です。

もともとこの作品の翻訳上演は宝塚が最初だったのですが、私が最初に観たのは大沢たかおさんが主演されたもので、その後、その再演と宝塚版を観ています。

今回4回目の観劇ですが、メインキャスト陣の歌唱力は今回が一番揃っている感じで、歌の部分は安定してましたし、単独主演久しぶりの城田さんをはじめ皆さん熱演でした。

この作品は「ファントム」というタイトルではありますが、クリスティーヌのお話でもあるわけで、その意味でも初舞台で初ミュージカルの山下リオさんは初々しく可愛い素敵なヒロインでした。

お姉さんの安定感にはまだ及ばない部分もありましたが、これからも舞台に出て欲しい方ですね。



キャスト陣と比較すると作品の全体的な印象はどこかあっさりしているような・・・。

特にキャリエールとエリックが親子だというラスト近くの場面がちょっと平坦すぎる気がしたのは私だけかな。

以前に観たものはもっと劇的感があって感動したのだけど、なんだかあっさりしてた気がする。私がこの物語に慣れてしまったのかな・・・。

前回までのものをしっかり覚えているわけではないので何とも言えないのですが、全体的にコンパクトにまとめられている気がしましたし、舞台のセットもちょっとシンプルかも。

流れはスムーズでわかりやすかったのですが、全体的に起伏が足りない感は否めなかったのが残念でした。
コメント
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