きまぐれ雑記

日常の出来事と私の好きなものを思いつくままにゆっくり記していきます

エリザベート 博多座千秋楽

2016-09-09 20:29:51 | 観劇・ミュージカル
博多座でのエリザベートの千秋楽です。

金曜日に天気予報を見た時には楽の4日は台風が接近しそうで、マズイ感じでしたが、ゆっくり、ゆっくり北上してくれたおかげで、雨もほとんどなくて劇場入りする事ができました。



以前は初日とか楽にこだわったりしていましたが、最近はそういうこだわりが無くなっているので、舞台公演の楽は久しぶり。

とは言っても千秋楽を選んだというよりはJRの繁忙期をはずして博多に行くには日程的にここしか無かっただけなんですけどね。


終演時の挨拶のお話しでは、この公演を観るために徹夜で当日券売り場に並ばれた方もいらっしゃったとか。

座席はそれほど、前の方では無かったのですが、ストレスの少ない場所で、大盛り上がりの公演を観られてとても幸せでした。

これが、今年のエリザのMY楽でも良かったと思ったほど、皆さん素晴らしい熱演でした。



この日、今期初見だったのが、ルキーニの成河さん。

これまで私はストレートプレイでしか拝見したことが無かったのですが、歌声もお芝居も安定していて、しかも身軽な印象で、ミュージカルでの活躍が増えている事に納得だなと思いました。

  

楽の挨拶では毎回、ネガティブな発言をされていた城田さんですが、博多での公演は高校生の時の公演以来ぐらい楽しかったとの事で、又、博多座の舞台に立ちたいとおっしゃっていました。


この日、楽の挨拶をされた、花總さん、城田さん、そしてその進行をされた成河さんが揃って、言われていたのが博多座が素晴らしい劇場だという事。

出演者の皆さんにとって優しい劇場は観客にとっても優しい劇場で、本当に楽しい時間を過ごすことが出来ました。

エリザカンパニーの皆さまと劇場のスタッフの皆さまに心から感謝しています。

ありがとうございました。


それにしても城田トートの楽は雨が多い気がする。

この日も終演時には外は雨になっていました。


それでも、無事に新幹線は博多を離れ、帰宅してPCを開いたら、城田さんがこの日の演技について、いつもは型にハマった自分の解釈を意識して演じていたけど、この日はその解釈に囚われずに演じてみたら、それはそれで良かったようなというツイートをされていました。

私はこれを見た時に、伝統芸能の役者さんが型を習得したのちに表現が広がるのと同じなのではと思いました。

だって、この日のトート閣下はナチュラルな中に凄みがありましたから・・・。


博多公演に大満足でしたが、まだ、追いかけます。
コメント
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