きまぐれ雑記

日常の出来事と私の好きなものを思いつくままにゆっくり記していきます

ノートルダムの鐘

2019-08-24 20:04:00 | 観劇・ミュージカル
京都劇場で劇団四季の「ノートルダムの鐘」を観て来ました。

 


京都劇場に入るのはかなり久しぶりで多分2度目。

四季の作品を観るのも久しぶり。


「ノートルダムの鐘」は、名古屋でも少し前まで上演されてましたが、名古屋の劇場の場所が微妙でなかなか行く気にならず過ごしていたら、京都に戻って上演があるとの事だったので、それなら京都に行こうかなと思い立ちました。


物語は知っているようで実は知らない部分もあったんですが、ディズニーの明るい印象の作品とは異なり、人間の闇の部分も描いていて、人間とは、生きるとはという事を問いかけてくる感じでした。

聖火隊の歌声が強く美しく響き、修道服を着て登場した人々が修道服を脱ぎ捨てて、別の人物を演じたりする展開がテンポが良くて素敵でした。


不幸な宿命を背負った、カジモドの姿はファントムのエリックやリチャード三世を思い起こさせる部分もありましたが、彼の最後は不幸ではなかったように感じました。


出演者の皆さんの歌やダンスの水準は高く、ミュージカルを観たという実感が持てる時間でしたが、ときめきは少なかった気がしたのは個性のきらめきが感じられなかったからなのかも。

これは四季の舞台だから仕方が無いのだけど、いつも、ここに行き着いてしまいます。

でも、会場はスタオベだったし、これまで観た四季作品の中では好きな部類の作品でした。
コメント
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