今年が上演ラストイヤーと発表された「Endless SHOCK」。
観れるとは思っていませんでしたが、Eternalの方のチケットが取れまして、先日、帝劇に行ってきました。
ロビーには単独主演記録で日本一になられた時のバラのアーチも飾られていて、長い間、上演され続けた作品であることを実感できました。
これだけの長きにわたり、公演を続けられたことは並大抵のことではありません。
ご本人の体力やメンタル面もさることながら、客に求められる作品を提供し続けられたのが何より素晴らしいと思います。
コロナ禍で生まれたEternalを観るのは久しぶりでしたし、唯一、コウイチとライバル役が一緒に踊るハイヤーの演出が観れていなかったので、最後に観る機会が得られて感無量。しかも、なかなか良いお席で、観劇の神様に感謝でした。
さて、今回の観劇。ライバル役は佐藤勝利さんで、オーナー役は島田歌穂さんでした。この組み合わせで観させていただくのは初めてかもしれないなと。
なので、どこか新鮮。
佐藤勝利さんは存在感が増して、きらきらなのにふと見せる影の部分が良かった。
歌穂さんの素敵な歌声にナンバーが喜んでいる感じなのも嬉しい。
又、久しぶりに寺西さんが出演されてたのも、なんだか嬉しかったです。
私はこのSHOCKを初演から観続けて来ましたが、帝劇の客席に座るのも、SHOCKを観るのも、おそらくこれが最後だと思います。
なので、どのシーンを観ても、色々な事を思い出して、時々、涙が流れてました。
こんな事は初めてなので、自分でも、驚いたほどです。
この25年、様々なことがあり、公演が中止になったこともあったりしましたが、毎年、劇場を出る時には「来年も観れたらいいな」という思いを抱いて東京駅に向かっていました。
今回は、それが無く寂しかったです。
多分、これまで一番、多く観劇をしたのが帝劇だと思います。
劇場は新しくなって戻ってはきますが、SHOCKを観ることは叶わない。
でも、この作品に出会わせていただいた神様に心から感謝しています。
そして、堂本光一さん、素敵な作品と感動をありがとうございました。