森羅万象・考える葦  インターネットは一つの小宇宙。想像、時には妄想まで翼を広げていきたい。

好きなアニメ・漫画、趣味の語学・数学・宇宙、真剣に防災・政治・少子高齢化まで興味の赴くまま自由に大胆に考えていきます。

CNN  ; (琥珀から先史時代の地獄アリ)  8月8日12:50分、  琥珀から先史時代の「地獄アリ」、顎と角で獲物を挟む様子くっきり 

2020-08-09 23:15:27 | 歴史、考古学、地学; 宝石・鉱石・化石、恐竜・ミイラ…


※※ 本日、最後の記事です。

  
◎◎  琥珀から先史時代の「地獄アリ」、顎と角で獲物を挟む様子くっきり


2020.08.08 Sat posted at 12:50 JST


◎◎  獲物を捕らえたままの姿で9900万年前の琥珀に閉じ込められた「地獄アリ」


(CNN)

◇◇  白亜紀の9900万年前の琥珀(こはく)から、「地獄アリ」と呼ばれる先史時代のアリが、獲物を捕食する場面が見つかった。大鎌のような顎(あご)と、突き出た角でゴキブリの仲間を挟み込む姿が鮮明に残されている。

□□⇨  この琥珀については、6日の学術誌「カレントバイオロジー」に論文が発表された。米ニュージャージー工科大学生物学部の助教で、論文の筆頭著者を務めたフィリップ・バーデン氏は、「行動がそのまま化石化されるケースは極めてまれ。捕食行動となると特に珍しい」と説明する。

⇨⇨  古生物学者は手に入る証拠を駆使して、古代生物の適応の機能について推測するのが常だが、「絶滅した捕食者が獲物をつかまえる最中の様子が残っているのは、非常に貴重」だという。


▷▷  今回の化石により、地獄アリの口の仕組みが目に見える形で確認されたと、バーデン氏は語る。これらの古代アリは大鎌に似た顎骨を垂直に動かし、角のような器官との間に獲物を挟み込んでいたと考えられる。

  「こうした態勢で獲物を捕まえるためには、現存する全てのアリやほぼ全ての昆虫とは異なり、口の器官を上下に動かすしかない」(バーデン氏)

¤¤¤⇨  現生のアリは例外なく、口の器官を左右に動かすことで物をつかむ。一方、地獄アリは高度に特化した大鎌のような下顎を持ち、額に当たる部分には角が生えていた。この2つは現生種には見られない特徴だという。

□□⇨  化石の幅は2.6センチ以下。化石の発見が相次ぐミャンマー北部の琥珀堆積物の中から見つかった。



 福井県立恐竜博物館 ; 7月14日20:39分、  大型肉食恐竜 スピノサウルス科の歯の化石18点発見 福井

2020-07-15 21:27:03 | 歴史、考古学、地学; 宝石・鉱石・化石、恐竜・ミイラ…


◎◎  大型肉食恐竜 スピノサウルス科の歯の化石18点発見 福井


2020年7月14日 20時39分


□□⇨  福井県立恐竜博物館は、勝山市内のおよそ1億2000万年前の地層から、大型の肉食恐竜「スピノサウルス科」の歯の化石18点が見つかったと発表しました。国内で「スピノサウルス科」の歯の化石がこれほど多く見つかるのは初めてだということです。

△△  見つかったのは、大型の肉食恐竜で、水辺で魚を主食にして生きていたとされる「スピノサウルス科」の歯の化石18点です。
福井県が勝山市北谷町のおよそ1億2000万年前の白亜紀前期の地層で、去年まで実施した調査のなかで発掘され、なかには長さが4.6センチにおよぶ歯もありました。


◐◐⇨  恐竜博物館によりますと、当初は首長竜の歯の化石と推測されていましたが、近年研究が進んだ結果、表面に縦方向の多数の筋が入っていることなどスピノサウルス科の特徴を備えていることがわかりました。


○○  国内でスピノサウルス科の歯の化石が見つかるのは、4例目ですが、同じ場所でこれほど多く見つかるのは今回が初めてだということです。
福井県立恐竜博物館の服部創紀研究職員は「勝山の発掘現場で『魚食性』という生態系が異なる恐竜がいたことがわかりました。今後、骨の化石が見つかることを期待したいです」と話していました。

□□☞  この歯の化石は、今月23日から県立恐竜博物館で展示される予定です。

CNN ; 3月13日13:00分、 9900万年前の琥珀から恐竜の頭部、これまでで最小 国際研究

2020-03-14 22:18:39 | 歴史、考古学、地学; 宝石・鉱石・化石、恐竜・ミイラ…



  ※※ 本日、最後の記事です。


9900万年前の琥珀から恐竜の頭部、これまでで最小 国際研究

2020.03.13 Fri posted at 13:00 JST


  CNN) 9900万年前の琥珀(こはく)から、鳥に似た恐竜の頭部が完全な形で見つかったとの論文が、11日付の英科学誌ネイチャーに発表された。研究チームによると、これまで知られている中で最小の恐竜だという。

この恐竜は現存する最小のハチドリよりも小さく、頭部の大きさは親指の爪ほど。のこぎり状の歯に加え、頭から飛び出したトカゲのような目を持つ。体格は非常に小さいものの、肉食動物だった可能性が高い。

学名は「オクルデンタビス」と名付けられた。

中国科学院傘下の古脊髄(せきつい)動物・古人類研究所のジングマイ・オコーナー教授は、「初めて見た時は仰天した。こんなものは見たことがなかった」と振り返る。

恐竜は巨大生物と考えられることが多いが、近年は琥珀から頭部などが見つかる例が相次いでおり、当時の生物はもっと多様だった可能性がうかがえる。この他にも、化石として発見されていない小型恐竜などが多数存在するとみられる。

オコーナー氏と共同で論文を執筆した米スクリップス・カレッジのラース・シュミッツ教授(生物学)は今回の研究の意義について、「私たちは恐竜の生態系の大部分を見逃している可能性がある」と説明した。

泥やシルト、砂といった堆積(たいせき)物の中で骨が化石化する場合、小動物の骨格は粉みじんになってしまうが、琥珀の中であれば3次元空間に骨格が保存される余地がある。

初めて琥珀の中から見つかった恐竜については、2016年に詳細な論文が出た。この論文を執筆した中国の古生物学者リン・シダ氏は、ミャンマー北部の琥珀市場で恐竜の尾を発見していた。



CNN ; 2月22日16:43分、シベリアで発見の凍った鳥、4万6千年前のハマヒバリと判明

2020-02-22 21:13:16 | 歴史、考古学、地学; 宝石・鉱石・化石、恐竜・ミイラ…

 シベリアで発見の凍った鳥、4万6千年前のハマヒバリと判明 


CNN ; 2月14日18:15分、 ティラノサウルスの近縁を新たに発見、北米で最古級 カナダ

2020-02-16 13:13:07 | 歴史、考古学、地学; 宝石・鉱石・化石、恐竜・ミイラ…
ティラノサウルスの近縁を新たに発見、北米で最古級 カナダ

2020.02.14 Fri posted at 18:15 JST



新種の恐竜のイメージ図/Julius Csotonyi


CNN) 肉食恐竜ティラノサウルス・レックス(Tレックス)と同じ系統に属する新種の恐竜のものとみられる頭部の化石の一部が、このほどカナダ・アルバータ州南部で発見された。同州のロイヤル・ティレル古生物学博物館が明らかにした。

この新種の恐竜は近縁にあたるTレックスより約250万年早い7950万年前、現在の北米に生息していたとみられる。成獣の体長は約7.9~9.1メートル、体重は2トンを超えていた。Tレックスの体長はおよそ12メートル。

カナダでティラノサウルスに属する恐竜の新種が発見されるのは50年ぶり。北米で見つかった同系統の恐竜としては最も古い種類のひとつだという。


カルガリー大学の博士課程に在籍し、この恐竜に関する論文の筆頭著者を務めたジャレド・ボリス氏は、当該の頭部の化石について、「他のあらゆるティラノサウルスと異なる数多くの特徴がみられる。上あごの端から端まで走る縦方向の隆起はその最たるものだ」と語った。





 新種のティラノサウルスの歯を含めた頭部の化石/The Royal Tyrrell Museum of Palaeontology    


化石は農業を営む古生物の愛好家がハイキングの途中で発見した。これにより、白亜紀後期の7400万~8000万年前には異なる種類のティラノサウルスが北米一帯に分かれて生息していたことが明らかになった。

化石はロイヤル・ティレル古生物学博物館で、今年展示される予定。