日経平均
海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)
現在値 20,695.29↓ (20/03/06 12:48)
前日比 -633.83 (-2.97%)
始値 21,009.80 (09:00) 前日終値 21,329.12 (20/03/05)
高値 21,061.20 (09:18) 年初来高値 24,115.95 (20/01/17)
安値 20,652.55 (11:30) 年初来安値 20,834.29 (20/03/02)
5分足 20/03/06 12:48
日本株は大幅安、ウイルス感染拡大と円高警戒-株価指数はことし安値
長谷川敏郎
2020年3月6日 7:56 JST
更新日時
2020年3月6日 11:46 JST
NY市は5カ国に渡航歴ある市民に自主的隔離求める
ドル・円は一時1ドル=105円80銭台、米国株先物は大幅安
6日の東京株式相場は大幅に下落し、主要株価指数はことしの日中安値を更新。米国での感染拡大などで新型コロナウイルスへの警戒が続く中、為替相場が円高に振れて景気と企業業績への懸念が強まった。鉄鋼や非鉄金属など景気敏感業種中心にほぼ全面安。
TOPIXの午前終値は前日比48.13ポイント(3.2%)安の1467.58
日経平均株価は同676円57銭(3.2%)安の2万0652円55銭
〈きょうのポイント〉
NY市、日本含む5カ国への渡航歴ある市民に自主的隔離求める
イタリア、感染症例が3858人に増加-前日は3089人
英国で初の新型ウイルス感染者死亡-PA通信
5日の米国株はダウ工業株30種平均が3.6%安
ダウ輸送株20種は5.3%安
きょうのドル・円相場は1ドル=105円80銭台まで円高進展
West Coast Shows The Damage Outbreak May Do To U.S. Businesses
丸三証券の服部誠執行役員は「米国株のボラティリティー(変動性)が非常に大きく、中国以外の国で新型ウイルスの感染拡大がピークアウトしないと相場は厳しい」との見方を示す。ウイルスによる悪影響が製造業から小売りまであらゆる業界に及んでいるとし、日本株は「日本のリセッション(景気後退)を織り込み始めている」と言う。
TOPIX、日経平均とも午前半ば以降に一段と値を下げ、ことしの日中安値を付けた。服部氏は「株価純資産倍率(PBR)の1倍割れが継続してその後リセッションとなった東日本大震災以来の下げ相場となる恐れがある」と指摘した。同氏によると、TOPIXのPBR1倍は1390、日経平均は2万910円。日経平均は同水準を下回ってきたが、TOPIXはまだ上回っている。
ことし安値を下回る
「日米欧とも景気は3月が最も厳しくなりそうだ」とみるのはみずほ証券エクイティ調査部の三浦豊シニアテクニカルアナリスト。同氏は5日の米国株市場でダウ輸送株20種が5.3%安と、2011年9月以来の下落率を記録したことに着目。「ウイルスによる悪影響が拡大して米国の人と物の流れが滞り、国内景気がこれから減速することを示している」と指摘していた。アジア時間6日の米国株先物は大幅安で推移している。
5日にことし安値を更新
東証33業種は鉄鋼、証券・商品先物取引、建設、非鉄金属、海運、保険、輸送用機器、銀行が下落率上位
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※※ それでは、また、夕方に…