今、東山魁夷の「唐招提寺御影堂障壁画展」が
宮城県美術館で開かれているので
昨日、見てきました
今回は、東山魁夷が10年以上かけて完成させた
唐招提寺御影堂のふすま絵
全68枚を一堂に公開する特別展なんです
唐招提寺御影堂には、国宝「鑑真和上坐像」が安置されています
東山魁夷が、鑑真を思い、鑑真のために描いたふすま絵なんですね
唐招提寺御影堂のふすま絵、68枚ですよ
何も書いていないふすまでさえ
68枚っていうと「果しなく広い~」紙面なのに
そこに東山魁夷の絵が描かれていて
それが一堂に鑑賞できるなんて
東山魁夷の作品が好きな私にとって
夢のような展示会です
展示室に入った瞬間にもう「ひぇ~」と
叫びたくなるほど圧倒されました
全面、エメラルドグリーンで描かれた海が広がり
絵を見ているというより
海の底にいるような錯覚が起きるほど
美しい~、美しい~、美しい~
ものすごい迫力、ダイナミック、そして美しい~🎵
今回は、あまり絵を近くで見る方がいなくて
(私くらいでしたわ、近くで見てたの(笑))
皆さん、ちょっと離れた所から鑑賞していましたね
やはり、少し離れた所から
ふすま絵全体を見ることで絵の趣が感じられ
東山魁夷のふすま絵に込めた思いが伝わってくるのだと思います
今回は、唐招提寺、鑑真ということもあり
一般のふすま絵とは、少し違う意味合いを持つふすま絵でしたが
東山魁夷の魅力満載、見ごたえがありました
作品を見ていると「自然」を描いている絵なんだけれども
神秘的で引き込まれそうになるのが不思議
ぜひ、機会があったら、鑑賞してみてください
では、またね