一昨日、山形県上山市にある
斎藤茂吉記念館に行ってきました
館内では、歌人でもあり、精神科医でもある
斎藤茂吉が残した業績や生活を伝える資料が展示されています
私が、茂吉に興味を持つきっかけになった短歌がこれ
「みちのくの母のいのちを
一目見ん一目見んとぞただいそげる」
これは、茂吉が、実母の危篤の知らせを受けて
母の命があるうちに一目見ようと、ひたすら急いで
東京から、上山市に向かう心情を詠んだもの
東京から上山までの移動は、どれだけ長かったことか
その間の焦り、もどかしさ、どうにか間に合ってほしいという祈り・・
茂吉の心情が、ひしひしと伝わってきます
館内は、展示内容が充実しているだけではなく
広くて綺麗で、ものすごく静かだったので
茂吉の世界に引き込まれましたよ
2時間以上、集中して見てたかな(笑)
それから
斎藤茂吉ジュニア短歌コンクールの
最優秀作品も展示されていて
その中で大変印象深い作品がありました
祖父との関わりについて詠んだ山形県の高校生の短歌なのですが
高校一年生でこれだけ人の心を打つ短歌が詠めるのかと
素直な表現力に驚きました
できれば、その高校生に会ってみたいわ
斎藤茂吉記念館の後は
山形県大石田町にある乗船寺ヘ・・
ここのお寺には、横になって寝ている仏像
釈迦涅槃像(シャカネハンゾウ)様が、いるんです
ここの中にいらっしゃいます
しっかり、お会いしてきましたよ
なかなかの美形でした(笑)
そしてここの境内には、茂吉のお墓と歌碑があります
しっかりお墓参りをして、歌碑を見てきましたよ
斎藤茂吉の歌碑
では、またね👋