10月 14日 (水) 

山の会のメンバー3人で、八ヶ岳の硫黄岳へ行って来ました。
以前、mareと天狗岳から見た硫黄岳の爆裂火口。是非、爆裂火口を間近で見てみたい
と、念願の硫黄岳でした⛰








ルート
〈桜平駐車場〜夏沢鉱泉〜オーレン小屋〜峰の松目〜赤岩の頭〜硫黄岳〜夏沢峠〜オーレン小屋〜夏沢鉱泉〜桜平駐車場〉

コースタイム

7:25 桜平駐車場(上)
桜平は、週末には駐車場(中)も満車になるとの事。
朝5:30に出発した甲斐あって、一番上の駐車場に停める事ができた


7:40 登山口

夏沢鉱泉までは、車一台が通れるほどの広い道。
夏沢鉱泉に宿泊する人は、桜平までの送迎をしてくれるそうです。

夏沢鉱泉が見えてくると硫黄臭(正確には硫化水素臭)がしてくる。

8:10 「夏沢鉱泉」
ひと休みしてから〜

沢沿いの道を行く。

9:00 「オーレン小屋」

「オーレン強清水」
富士山に蹴飛ばされて泣いた、赤岳の磐長姫の涙が湧き出る。゚(゚´ω`゚)゚。
ここで相談。
「峰の松目」へ行くか行かないか。
オーレン小屋から峰の松目までは標高差200m余り。
峰の松目へ寄らなければ、コースタイムを50分短縮できる。
「峰の松目」
面白いネーミングなので来る前に調べてみると〜
・八ヶ岳が女人禁制の頃、ここまでは女性も登ってよいとされ、峰で待つ女→峰のまつめ
・こちらの方言で、「まとめる」を「まつめる」という。8つの峰のまとめ役だった山。

オーレン小屋前にある「八ヶ岳の伝説」の案内には、「峰の松目からは、八ヶ岳の全てが望める」とある。
でも、硫黄岳は4回目のMさんによると、「峰の松目からは、何の眺望もなかったなぁ。でも、10年も前だから、山頂が整備されたのかなぁ?」と。
また、八ヶ岳伝説によると、八ヶ岳の8つの峰は、赤岳・横岳・硫黄岳・権現岳・西岳・編笠山・阿弥陀岳、そして「峰の松目」なんだとか。(知らなかった笑)
峰の松目が、八ヶ岳の8つの峰の内の1つなら登っておこう。

「峰の松目分岐」
途中、標高2400mを超えると、心臓がバクバクしてきた

と、Oさんが、「私、息が切れて来たから
、ここで待つわ。2人で行って来て。」と。
硫黄岳への分岐でOさんはとどまり、私とMさんと2人で峰の松目へ。

峰の松目への道…コレがかなりの急勾配💦
やめときゃよかった…(ー ー;)

10:10 峰の松目 山頂
はい!Mさんのおっしゃる通り、なーんの眺望もありませーん❗️
八ヶ岳伝説の嘘つき👎

三等三角点

石碑
あるのは、これだけ笑笑
即、退散


10:30 Oさんと合流し、再び3人で硫黄岳へ向かう。

尾根に出ると、風が強くなる💨
マンパカを着て、帽子を深く被る。

ハイマツの間を、藪漕ぎの様に歩く。
前へ進む度、ハイマツがバチバチ顔に当たって痛いっ


赤岩の頭山頂を過ぎれば、

10:20 赤岩の頭
ああ、青空が見えてきた(゚∀゚)
ちゃんと峰の松目へ寄ったから、八ヶ岳の神様からのご褒美かな?

ガレガレの道を行く。

ケルン

風がますます強くなる💨💨

山頂は、あの山の向こう💦

右から周り込んで、

11:40 硫黄岳 山頂
標 高 2760m
標高差 1087m
ガスガス😓
360度の眺望は、全て霧の中💦
赤岳はもちろんの事、爆裂火口さえ見えません💦

強風の中、写真だけ撮って📸

即、下山💧
と❣️

束の間、霧が晴れて〜

爆裂火口ぉ〜

やっとお目にかかれました

*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
200万年〜1万年前までの長い間、何度も噴火を繰り返して形成された八ヶ岳の息吹きを感じる


パノラマで


火口底
あっという間のご対面でした

直径1km、深さ550mの爆裂火口を端から端まで、もっとじっくりと眺めたい。
これはまたリベンジしなくちゃね💪
爆裂火口


あとはまた、ひたすら強風に耐えてガレガレの道を下る。

すると、また一瞬、爆裂火口の壁面が


それからまた強風に耐えて、ひたすらガマンの下山

鉄平石でしょうか。
ヘラヘラとした薄っぺらい不安定な石に、足を取られない様に気をつけて⚠️
耐える

耐える


ヒュッテ夏沢の青い屋根が見えた頃、やっと風は和らぎ、

12:35 夏沢峠
「山びこ荘」も「ヒュッテ夏沢」も休業中。

ヒュッテ夏沢の陰で風を避けてお昼ごはん🍙
13:10 再び下山開始

13:30 オーレン小屋

スタッフバッグ(防水)と、手拭い購入。
スタッフバッグは、ジムのお風呂セット用


八ヶ岳の清らかな清水に癒されながら




14:30 無事下山


紅葉の山へも行かなくちゃ🍁
⛰ ⛰ ⛰