「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

「Jerry'sギター」代表&編集長「MASH & ハードパンチ編集部」が贈る毎日更新の「痛快!WEB誌」

James Brownの「ソウル・セッション87」で決めろ!Hit It !

2011-01-04 00:07:21 | 黒人音楽
日本盤の字幕付きで久しぶりに見た

最初のゲスト達のインタビュー
字幕で見れるのは嬉しい

何と言ってもゲストとの噛み合い方が
JBらしくて微笑ましい

JBよりも早く他界した「ウィルソン・ピケット
彼の肉弾ソウル
「In the Midnight Hour」が炸裂

そして彼が歌っている間に「お色直し」してくるJB
どうだ
本物中の本物
男の中の男
これが音楽だ

そして次はビリー・ヴェラ
この時もJBはちゃっかりキーボードで目立っている
う~ん「譲らない男
あくまでも「主役は自分だ」と言いたげな態度が
素晴らしく「」だ

ジョー・コッカーとのシャウト合戦も素晴らしい
黒人が白人へ強制労働を課している」ような図柄が凄い
G.F.O.Sの前では仕方の無いことだ

そしてクールな男「ロバート・パーマー」
彼とのデュエット途中にも
白人女性と会場でダンス
ちなみに「Out Of sight」の連呼の部分で
JBの口から「Muddy Waters」が出てくるのが嬉しい
ロバートも若いうちに他界してしまったので、
ココでの元気なプレイは貴重だし、黒い

アレサに行く前に
ここで、メイシオ・パーカーについて触れておこう
JB'sのメンバーとしてJBの活動を長く支えた人物であり、
プリンスのサイドでも存在感を出しまくった
「偉人」である

さあ、「クイーン・オブ・ソウル」の登場だ
アリサ・フランクリン

もう「別格中の別格
大御所中の大御所
であり、この頃のライブ映像は非常に珍しい

なにせ、飛行機嫌いの彼女に配慮し
このライブも彼女の地元デトロイトまで
JBご一行が出向いているんだから

彼女の代表曲「Do right woman,Do right man」では
Jamesは男の世界と言うけれど、私の前で証明してよ
と歌詞を変えているところなんか実にニクイ

そしてJBが出てきてダンス
この時のアレサの顔は少女そのもの
バチ~ンと膝を落とした時のアレサの表情がまた素晴らしい
と思ったら次の「Jimmy Lee」での
イントロ部での彼女の歌い込みを見るJBの顔は恍惚そのもの

そして「Please Please Please」でのアレサとJB 
これぞソウル界のTOPによる公開ナンパ
ゴスペル風のシャウト合戦はアレサの得意分野
歌の素晴らしさをイヤと言うほど堪能できる

終わってみればアレサのパンチがやっぱり強いなぁ~
新年から良いパンチ貰ってま~す

<1/4 Mash>
★湘南の中古楽器専門店Jerry'sのオーナーです。
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