
さあ、このシリーズの第2回目だけれど
「アル君

えっ、フー

The Whoだよねぇ



それこそ教室でホウキを持ってマイジェネレーションを歌っていたんです。
その頃はまだ持っているCDも少なかったですし、
ビートルズとザ・フーは、ほとんど毎日聴いていました


なんで若い君がThe whoなんかを知ったんだい

ビートルズは分かるけど、よりによってフーって


どこで知ったのか・・・

とにかく、最初に買ったのはベスト盤です
その後にウッドストックのライブ映像を見て、完全にノックアウトされてしまって・・・

それでLive at leedsを買ったんですよ


まあ、俺もThe Whoは好きだったんだけれどさ

Kidsには分かりやすいのかもな


ブート風のジャケとレーベル

茅ヶ崎の中古レコード屋で輸入盤を700円でね



正直ストーンズの格好良さは全然分からなくて、
それに比べてザ・フーは曲もポップですし、
やっぱり、分かりやすかったですね


俺は小学生の時にThe whoが解散して、その後ライブ・エイドだったり・・・
まあ、まだまだ現役に近い人たちだったから自然と耳には入ったんだ

最初に聴いたのは解散ライブをまとめた「Who's Last」

当時の最新盤だよ

かっこ良かったよなぁ


その後に「オッズ&ソッズ」を買って、次が「リーズ」だね


「オッズ&ソッズ」

随分とマニアックな作品ですね


おう



うっ

話を戻しますが・・・
10代の頃Live at leedsは最も良く聴いたライブアルバムの一つなんです

オリジナル・レコードは6曲入りですけど、僕が買ったのは8曲多い14曲入りのCDでした


ああっ、25周年エディションね

今はデラックスエディションとかで2枚組完全版が出ているよね

俺は一応この完全版を買い直したけど・・・
ごめん


聴いたのはもっぱらレコードだもん


14曲入りがイイんですよ

短すぎず長すぎずのこの14曲バージョンが

オープニングの「Heaven and Hell」から「Magic Bus」まで、
あっと言う間に聴き終える適度な長さなんです


そうかい


14曲は長いね


まあ、昔はレコードしかないので、それに慣れているだけかもしれないけれど

どちらにしろ「これなら出来る


真剣にギターを練習し始めた思い出の盤


The Whoのライブ全てに言えることですが、本当にエネルギーがあって、
純粋に「ロックすること」の楽しさが詰まっていますよね

僕にとっても「ギターを弾こう

と思わせるキッカケとなったのもザ・フーでした

元々キーボーディストでしたから


俺はビートルズの凄さに圧倒されて小学生時代は
「ギター弾きになるなんて恐れ多い

と思っていたけれどThe Whoを聴いて
「これなら弾ける

ってね


別に大したことやってなさそうだけど、何か格好イイ


よく最近の若い子は元気が無いとか言われていますけど、
そういうKidsにこそ、The Who

特にこのLive at leedsを聴いてほしいですね

毎朝起きたら朝食を食べながら
14分間の「マイジェネレーション」を聴く

これは学生時代に僕がやってたことなんですけど、
もう、それだけで朝から嫌でもテンション上がっちゃいますよ


ハハハ

じゃあ、久々に聴いてみるか


正直、今は10代の頃と違い、当時の様にピュアで熱い気持ちで
ザ・フーを聴く事は聴けないですけど、
たまに聴き返すと、当時の純粋だったロック少年の頃の熱さ
を思い出すことができます

そういった意味で、自分のルーツを見つめなおす非常に大切なアルバムですし、
聴いたことの無い人、やっぱり若い子達ですかね

ぜひ、このアルバムを聴いてロックの楽しさと爆発力を感じてほしいです

そして、その勢いで前を向いてガツガツ行動してほしい


まさに「Kids are all right」だね

うんOK


The Whoってのはさ

麻疹みたいに、誰もが通り過ぎるバンド・・・
The Who

なんか、そんな位置のバンドがいてもイイよね

独自な存在なんだよ


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