「六本木アートナイト2012」を満喫！オールナイトの大イベント！

六本木はすごい人、人、人・・・・

24日と今日25日は
「六本木アートナイト2012」
が開催中なのだ

六本木ヒルズ
東京ミッドタウン
を中心に
ARTにちなんだイベントが
本当に盛りだくさん

なのです

これに俺と「Mr.D」は偶然
しかも、まんまと巻き込まれ
結局終電を逃し、
始発で帰宅してきました

とにかく、眠らない六本木

俺たちは「ミッドタウン」のステージ・ショー
（写真は深夜のステージ・ショー）

を中心に、様々なアートはもちろん
様々な一般の人達を見ながら
確実に「新しい流れ」を
見たような気がしている

彼や彼女たちは
何を求めてこのイベントに来ているのだろうか

きっと、昨日の俺と同じように
「漂い系」
の
「流れ者」
なのだろう

何をするでもなく
友人たちと話し
盛り上がるでもなく参加する

そして、「アートを身近に感じている」
そんな気になっているんだ

客層は２０代が多かった
しかも女性が際立っていたようにも思う

彼女たちは深夜でも
ミッドタウン内のカフェで
順番待ちの列に並び

そして最後には
疲れ切って路上で眠る

ちょっとしたケルアック
そう
「On the road」なんだ

そんな女の子たちを
そこらじゅうに見かけた

ステージでのショーは
良いものも退屈なものも混ざり合い
俺たちをブルースな気分にさせた。

そして、その都度
「行きかう女の子たち」が
目を覚まさせてくれた

無邪気に笑い合う彼女たち

すべてが素晴らしい夜のように
表面上は見えるものだ

俺たちは本当に色々な人を見た

「ヘイ・ジュードを大声で歌い続けるコスプレをした女の子の３人組」

もそんな人たちの一部だ

寒いのに赤いブルマに体操服姿
という可愛い女の子は
酔っ払った口調で歌い続けていたっけ・・・

「なんなんだろう」
と言う俺に
「あれもアートなんですよ」
とＤはクールに言う

そう
僕らは多くのアートを目撃したんだ
そして、そこには人間がいて
俺たちはそれを十分に堪能した

表現者としての人間のパワー
そこは全てハートから生まれている

そして、人間の表情や表現は
アートのように美しく、決して作られたものではない

夜中の３時ごろ
二人の可愛らしい女の子たちが
満足げな表情で椅子に座り眠っているのを見た

「どうせなら俺の横で、その表情のまま眠っていてくれたら・・・」

そんなことをふと思い
そして考えた

その表情が俺にとっての
「最高のアート作品」であり、
決して作ろうにも作れない
「素晴らしい芸術」に他ならない
と

「私たちはこのフェスヘ来て、幸せだったんですぅ」

そんな笑顔が寝顔に表われていた

うん
「こんな夜があっていい」

二人の意見は一致した
何本目かの「フォスターズ・ビアー」の栓を抜き
俺たちは再度乾杯をした

＜3/25 MASH＞
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