昨日行われた当店「ジェリーズ」の
セッション・パーティー
そこでキースとデッドの話題になったんだ
読者ならご存知
俺が敬愛する両バンド
「ストーンズ」
と
「デッド」
だけれど
「セッションの面白さ」
では、断然デッドに軍配が上がる
って話
キース師匠はデッドについて
「グレイトフル・デッドについては、みんな誤解してるよ。ただダラダラと何時間も演奏してただけじゃねえか。ジェリー・ガルシアはつまんないヤツだよ。ジェリー、悪いな」
と、コメントしているようだけれど
大きな間違いだぜ
悪いな、キース
ストーンズがダラダラと演奏する
「ブルースまがいのジャム」
は聴いてみると分かるけれど、面白くもなんとも無い
キース自身は
「ブルースを演奏しているのが楽しくて仕方ない」
のだろうけれど、ネ
で、その心情を理解したファンたちが
「カッコイイ」
って言い続けて来たのだと思う
まあ、俺もそんな時期が
10代のKidsの時は有ったよ
一方、デッドがライブ中に見せる
「緊張感のあるジャム・セッション」
は
「聴く者を意識した素晴らしい演奏」
が実に多く
「コレこそが真髄だ」
と俺は思うんだ
アドリブで凌ぎを削った
「あの頃のJazzスピット」
が、Rockで体現出来るイメージだね
でもさあ
キースも晩年のジョージ(ハリスン)みたいに
「他人の小言」ばかり言ってる場合じゃぁないよ
もうすぐ死ぬんじゃネぇか
って心配になるくらいだよ
で、いつもの事だけれど
「きっとキースはデッドのことをシッカリと理解していると思うんだ」
彼ほど耳の良い男は居ない
それは、ストーンズの数多くの音でシッカリと分かるからさ
そんな男がアレほど分かり易い
「デッドの演奏内容」
を理解出来ないわけ無いのよ
まあ、今やどちらも
「昔の曲を焼き直し、全盛期とは程遠いステージしかできないバンド」
だから、この論争は痛み別け
だけれど、さ
言っておくが俺は
「両バンドとも愛している」
ほぼ裏の音源も含めこの2組
「聴ける音は全て聴いた」
と言えるほど・・・
だから書ける事なんだよ
そして、俺はミュージシャンだからね
いつも真剣に音には向き合ってきた
ストーンズの傑出した「Jam song」が
「Can't you hear me knocking」
2003年のMSGの映像を見てくれ
コレこそデッドと同じ「ジャム・セッション」のルーツ
Jazzフィール溢れた名曲だ
言いたくないけれど、俺は歌部分より
演奏パートの方がカッコイイ
と思っている
勿論、当の本人達もそうだろう
だから、こういう曲を
名盤「ステッキー」に入れ込んだ
のさ
一方デッドは
名曲メドレー&Jamが楽しめる
91年ビル・グラハム追悼公演での演奏
晩年はジェリーの体調面から
良い演奏が少ないデッドですが
さすがに大恩あるビル・グラハムへのライブだけに
グッド・サウンド連発です
両者とも負けず劣らず
楽器の混ざり具合
歌
当然、演奏能力
素晴らしいね
まあ、デッドは当然笑っちゃうところ
もあるけれど、さ
とにかく、You Tubeで存分に味わって欲しいぜ
ストーンズ
デッド
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