「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

「Jerry'sギター」代表&編集長「MASH & ハードパンチ編集部」が贈る毎日更新の「痛快!WEB誌」

あの日から10年・・・「3,11映像」を今一度「このDVD」で見返し、そして、感じること。俺たちは「この震災を絶対に忘れてはいけない!」んだ。

2021-03-11 20:39:04 | 編集長「MASH」の新コラム「Mashからの遺言」

今、黙祷を終えた・・・

3月11日がやって来る度に
毎年書いて来ているけれど、
「あの出来事で日本は変るはず」
だと思っていた・・・。
でも「変らなかった」んだ。

変ってしまったのは
「被災した人」や「亡くなられた方々」
その人たちの「人生」だけが大きく変り
この国の「経済中心で命をないがしろにする」
そんな構造は「今のコロナ禍」でも全く同じ・・・
ホント、嫌になるよなぁ。

俺個人としては
「この日でリボーンさせられた」
って感じでね・・・。
もう「10年前のここからスタート」
し、「今の人生」があると思っているんだ。

それは
「生きることにもっと真剣に取り組もう!」
って思ってね。
「持ち家」も「結婚生活」も
全てゼロにして、リセット!
「生まれ変わって生きる!」
そんな覚悟をしたんだ。
名取市の海岸沿い(ゆりあげ地区)にも足を運んだしね・・・

さて、それから10年・・・・
我が家にはテレビが無いので
この10年間
「震災時の映像」を見る機会は無く、
あの恐怖を忘れかけていたんだ。

だからコレ!
『3,11東日本大震災 激震と大津波の記録』

宮城県の『東日本放送』に残された
「当日のニュースフィルム」や「大津波映像」は
確実に見る者を「あの日」に引き戻す・・・。
良いのか悪いのか・・・。
ただ、「事実」として、そして「戒め」として
俺は見させていただいた。

圧巻は最後に収録された
『ノーカット版気仙沼を襲った大津波の記録映像』

社のカメラマンが「自宅を流される様子」を含め
何も言わずに、淡々と撮った有名な映像だが
最後に彼がポツリと発した言葉が
「波」と共に「心」に強く押し寄せる。

改めて「自然の恐ろしさ」
そして「備えの重要性」を感じる重要な作品だ。
もちろん「被災地への思い」を忘れない為に不可欠!
そんな1本でもある。

大きな被害に遭わなかった人々が、この10年を境に
改めてやらなきゃいけないことは
「震災の当日、そして原発や被災者の今を知ること」
そして
「絶対に大震災を忘れないこと」
だと俺は思っているよ。

この震災を知らないキッズたちにも
親や学校はぜひ「見せるべきDVD」!
そんな作品だと思うな!

《 編集長「MASH」筆 》
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