「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

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『月間ベイスターズ論』(2024年3月号) プロ野球「開幕直前」総集編!

2024-03-22 10:45:03 | 編集長「MASH」筆『月間ベイスターズ論』

開幕間近のプロ野球だが
我らが『横浜ベイスターズ』の出来はどうなのか?

そんな心配をしているファンの為に
3月20日『横浜スタジアム(以下ハマスタ)』にて行われた
『オリックス』とのオープン戦を取材して来たゾ!

そもそも休日『春分の日』!
しかもパリーグ3連覇中の『オリックス』戦!
ということで
天気予報の悪い中でも大入り『2万2千人オーバー』!
やはり開幕を心待ちにするサポーター達が大いに詰め掛けたゾ!

まず先発メンバーに並ぶ『オリックス打線』の迫力が目に付いた・・・
隙のない上位打線に昨年の首位打者『頓宮選手』
ホームランバッター『森選手』
そして、この日は9番にラオウ『杉本選手』を置き
『上位打線を2段構え』と考えるオーダーは圧巻!

そこに対したベイスターズの先発投手は『小園投手』だ。
2021年のドラフト1位、3年目!
今年は充実のキャンプにより、1軍での先発ローテも見えてきている・・・
そんな21歳!背番号は期待の番長ナンバー『18』だ!

結果から言えば
『5回を投げて3安打、自責点2』なのだが、このうち1点は
『センター桑原選手による平凡な浅いフライへの対応ミス』
なので、実際は自責1と見てイイだろう。

このプレイについて、もう少し詳しく書くと
『桑原選手は浅いフライだったので3塁ランナーが走るとは思わずタッチアップへの対応が緩慢になった・・・』
その結果『桑原選手によるバックホームのボールが中途半端になったもの』なのだ。
これはベテランとしては『戴けないプレイ』だったと言えるね。

俺も外野を守っていたが
『タッチアップは常に頭に入れておく必要がある』
もちろん
『彼はプロ選手だから当然、片隅には有っただろう。』
ただ明らかに
「この浅さなら走らないよな!」
と思ってしまった・・・そんなプレイだった。
『コレもプロで長年プレイした中での落とし穴』
であり、逆に言えば『心の隙間を逃さない!』
それこそ『オリックスの強さ』であり『連覇を続ける要因』なのだろう。

話を戻そう。
『小園投手』自体は飄々と投げ続け、
ピンチらしいシーンも無く「好投と言える!」ね。
何よりもコントロールが良く、安定感があった!
『ローテーション入りも夢ではない』そんな結果だったゾ。

投手陣で言えば
その後に出た4選手
『神茶谷投手』
『三嶋投手』
『ウィック投手』
『伊勢投手』
が各1回をシッカリと抑え『オリックスの強力打線』をゼロで抑えた!

『ウィック投手』
は、まだコントロールに難があるものの球に強さがあり、
慣れて来れば十分に使えそうな感じだったね。
他の3投手は順調な仕上がり具合だったと思うな。

オリックスの打線ばかり書いて来たが
『横浜打線も十分に怖い!』

2番『オースティン選手』
3番『佐野選手』
4番『牧選手』
5番『宮崎選手』
と並び、切れ目が無い!

「開幕は誰が1番を打つのか?」
という点が気になるが
昨日俺が見た感じでは
人気者『渡会選手』で行きそうだね。

勿論この日1番に座った『桑原選手』という線も有るのだろうが
ムード的にも『渡会選手』が開幕戦であるハマスタには合うね!
彼は途中出場にて1打席のみ立ったのだが
『ファールで何球も粘る巧みなバットコントロールは前回見た練習とは別人!』
だったね。きっと
『試合に強い男』なんだろう。
十分1年目から出来るだろうし、期待してイイぜ!

試合自体は
『両チームとも作戦らしい作戦を取り入れず、選手の調整試合』
といった様相であり、
『試合結果は二の次であろう』
ただ、今の段階では
「横浜の各選手達の仕上がり具合はイイ!」
と言える。

シッカリと見極め四球を選び続ける
そんな2番『オースティン選手』が次打者のシングルヒットで3塁まで行った
牧選手』のホームランが出たり、各選手に良い傾向が出ているゼ!

そして何よりも
『見違えるほど走るチームに変貌した!』
と言っていい。
『常に次の塁を狙うコト!』
をキャンプで掲げた結果が出ているね!

これこそチーフ打撃コーチだけでなく今年から走塁コーチも兼任する『石井コーチ』の狙い通り!であろう。
とは言え、コレって昨年の『タイガース』や『オリックス』が当たり前に出来ていたことなのだが・・・(苦笑)

試合は『横浜の勝利』で終わり、
『けが人も少なく新外国人選手も含めて順調な仕上がり』
という状態が確認出来た!
「良い状態で開幕できる!」
そのことはお約束しよう。

ただし、長いペナントレースだ。
どのチームも同じコトだが
『ケガや好不調も出てくる・・・』
そこを
「如何に減らせるか!」
が優勝できるか否か・・・となる。

『戦力も整い、選手による勝利への執着も強まった!』
今の段階では
『間違いなく良いチームであり、優勝候補と言える!』

後は
『臨機応変な戦術』と『好不調の波を各々が減らす努力』
ココが出来れば『優勝も日本一も見えてくる』ハズだ!

さあ、期待を胸に『1週間後の開幕』を待とうじゃぁないか!

《編集長「Mash」筆》

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