ヤマハの83mmピッチキャリパーで流用部品として有名なTZニッシンキャリパー。
普通に新品部品で出るけど、ダブルキャリパーだとなかなか高い…。シングルは単純に半分…。モノブロックとかに比べたら安いけど、そんなすぐには出せん金額…。
アルミピストン(カシマコート)とシール類フルセットの1キャリパー分でこの価格なので、めちゃくちゃ安いです。自分のやつ、今は内部にこれ投入してます。
レーサーのキャリパーなのにダストシール付きという事でストリート使用に向いているし、異径対向4POTキャリパーでストッピングパワーも抜群。
ヤマハ車に多い83mmピッチ、『これはもうグレードアップにはピッタリ!TZニッシンキャリパーに換装したい!』と思って、値段見たら。
普通に新品部品で出るけど、ダブルキャリパーだとなかなか高い…。シングルは単純に半分…。モノブロックとかに比べたら安いけど、そんなすぐには出せん金額…。
某オクに中古でたまに出るけど、けっこう良い値段で取引される…。
TZニッシンキャリパーの純正ピストンをアルミピストンに入れ換えようとしたら、さらにその分もプラスですからね~。
昔は自分のRZRにTZニッシンキャリパーを入れたかったけど、値段で諦めた人です(笑)
TZニッシンキャリパーに憧れ抱いたのが約10年程前かな?
この時、値段の都合ですぐに何ともならんのがわかって、それが悔しくて色々と探し回ってたら。
某オクに、なんかそっくりな83mmピッチキャリパー出てるよ?TZニッシンキャリパーに比べるとかなり安いぞ?
色々調べてみたら、これ使えるよ?って。
それで入手したのが、今も使ってるこのキャリパーでした。長い事使ってますね~。
(確か2万円ちょいくらいだったかな?)
本当はキャリパーサイドに『TRIUMPH』って刻印が入ってるのですが、たまたま某オクに出てきたのがTRIUMPH刻印を削り落としてアルマイト後は未使用っていう魅力的なやつ。
即入札して手に入れましたね。刻印が無いしキャリパーサポートも無しで付くので、パッと見は純正キャリパー(笑)
(自分のRZR、インナーは29Lでフォークアウターは51L辺りの83mmピッチタイプのアウターにしてます)
これ、スピードトリプルとかデイトナ955iとかのトライアンフ純正キャリパー。通称『トライアンフニッシン』?
(ラジアルマウントになる前のモデル)
見た目、まんまTZニッシンキャリパー…。
内部パーツもTZニッシンキャリパーのパーツをそのまま使えるので、国内各社の純正部品でアルミピストン化やシール類も使い回せます。
今は国内各社の純正で廃盤品が出て来ているようなので、インナーパーツ買うならアドバンテージのが良いかと。TZニッシンキャリパーの販売元ですし。
アルミピストン(カシマコート)とシール類フルセットの1キャリパー分でこの価格なので、めちゃくちゃ安いです。自分のやつ、今は内部にこれ投入してます。
パッドはメタリカのトライアンフ用スタンダード使ってますが、効きは十分かと思います。
(このトライアンフキャリパー、TZニッシンキャリパー用のパッドは適合しないかもしれません。昔に記事書いてましたがパッドの高さがそれぞれ違うようで、このトライアンフキャリパーにTZニッシンキャリパー用のメタリカSPEC03を付けたらピストンが顔出してました…。)
マスターもブレンボRCSから現在ゲイルスピードVRC、そしてアルミピストン化もされておりコントロール性もメンテナンス性も格段にアップ。
TZニッシンキャリパーを買って同じ事やろうとすると、キャリパーの初期投資の段階で心が折れそうになると思います…。
取り敢えず、お手軽に『TZニッシンキャリパー擬き』をするならこのキャリパーがオススメですね。
『TRIUMPH』刻印も特に拘らないなら、一番安く仕上げられる気がします。
ただ、難点が。
自分が手に入れた時はチラホラと某オクにまだ出てましたが、この数年まともに出品されたのを見ていない…。
出物が無いんですよね…。
予備部品として1セット欲しいと思ってずっと見てはいたんですが、全くヒットせず。某オクやらフリマサイトやら中古部品販売店とか、かなり探しましたが無し…。
あまりに無かったので、痺れを切らして海外へ行ったら…。
今までの苦労、何やってん!!!めっちゃあるやん!!!83mmピッチトライアンフ純正キャリパー!!!!
国内ゼロを思えば色んな国から選びたい放題な数(笑)
まあ、状態もピンキリで値段もピンキリ。
一応、見た目綺麗そうなやつで意外と安いのがあったのでそれにしました。
先日届いたイギリスからのパーツに引き続き、今回はアメリカより着弾。トライアンフはイギリスのバイクメーカーですけどね(笑)
これが刻印有りの本来の姿(笑)
83mmピッチトライアンフ純正フロントキャリパー左右。
関税0円・国際送料約4000円とキャリパー左右約8000円で計12000円ほど。
これならベースパーツとしてはやりやすい値段かな。
まあ、こんなもんかな。シール関係は柔らかいままでヘタリも無くまだ使えそうですが、ピストンは錆びが出てたり内部にヘドロ状のフルードとかが。ボルトとかピストンは替えればいいし、洗えば綺麗になりそう。
簡単に洗浄。きっちりやれば全く問題無さそうです。
TRIUMPH刻印そのままでも『全然大丈夫!問題無し!』なら、内外綺麗にしてアルミピストン化しても30000円以内。
これなら安い…(笑)
キャリパーカスタムを他にやったとしても、本家TZニッシンキャリパーより安くお手軽に楽しめます。
もしTZニッシンキャリパーだったら、予備のTZニッシンキャリパーまでは考えなかったかも(笑)
国内に無ければ海外、こればかりはそんな形も有りと思いました。
他の部品にしても色々な事情でなかなか国内で手に入らない・入りにくいとかあるので、視野を広げてワールドワイドな感じで行くのも、後々良いように維持・カスタム出来る手段になるかもしれません。
海外は本当に色々なモノが溢れてます。純正部品から社外品、国内ではお目に掛かれないような魅力的な物や珍しい物、等々。
検索ワードを間違って歩けば、1歩歩く度にキャッチに声を掛けられ誘惑されます…。
毎晩呑み歩いたら、えらい金額になりますから!
『程々に』が一番です(笑)