キャリパーのシールを誤発注してしまった為、ちょっと別の事を。
いつも良くやってるやつ。
はい、これ。
チェーン洗いましょ(笑)
まめにやってたら綺麗を保てるし、寿命も伸びる!他の場所でも言える事ですが、損になる事全く無し!やればやったぶん応えてくれるでしょう(笑)
ここ、ほったらかしの車輌なんかは地層の如く汚れが堆積するんですよね…。発掘が大変になるので、いつも綺麗にしてます。
チェーンクリーナーとブラシでしっかり汚れを洗い流して、乾いたタオルでしっかり拭いて、ベルハンマーグリススプレーでグリスアップ。余分なグリスは最後に軽く拭いておきましょう。
じゃん。
ユダ様もビックリする美しさ(笑)
綺麗って良いね~!
( ☆∀☆)
で、慌てて発注したキャリパーのアルミピストン・シールキットが本日届いたので早速仮組みじゃ~!
(# ゜Д゜)
アドバンテージのB-KINGニッシンキャリパーのアルミピストン・シールキットです。
TZニッシンやGSX-R系ニッシン90mmピッチや自分のトライアンフニッシンキャリパー83mmピッチの4POTキャリパーに使えます。
いざ。
シール類にCCIメタルラバーをシューっとして馴染ませたらキャリパーに装着。
カシマコートされたアルミピストンには薄くベルハンマーGOLDを塗って装着。
ここも馴染ませるように数回ピストンの出し入れを繰り返しスムーズに動くように。
しかし、カシマコートされたアルミピストン良いね~。メンテナンス性の向上は勿論だけど動きのスムーズさが堪らない。
指で押し込んだ時のあのヌルッとした感じ。
最高(笑)
見えなくなるけど、これも美しいよね(笑)
ブリッジボルトはネジ山部分と座面にカッパーコンパウンドを。
仮組み完成!
黒光りが怪しくもヤル気を感じる仕様です。
車体装着とエア抜きは明日やるか。
あ。
今回のシールの誤発注という失態で、色々とキャリパー内部に使ってる部品の現状が少し見えました。
自分がこのトライアンフニッシンキャリパーを使いだしたのは2011年。
この時、スズキのB-KING純正のアルミピストン・シールキットが流用部品として使えるという情報があまり出てなくて、これが一番安くアルミピストン(カシマコート)化出来るのを知りませんでした。
(下記に記載してますが、1キャリパーにつき締結シールが1つ余分に必要)
その中で色々調べて、ホンダCBR954?929?RRの純正アルミピストンA/B(カシマコート)とヤマハTZニッシンの純正ダスト・ピストンシールキット、スズキの純正締結シールという構成で組んでました。
トライアンフニッシンキャリパーなのに内部にトライアンフ純正部品が一切無い、というか混合具合が酷い…(笑)
あれから9年ほど。部品状況はガラリと変わってました。
・ヤマハTZニッシンの小さいピストン30Φ側の純正シールキットが廃盤
・スズキB-KING純正のアルミピストン・シールキットが廃盤(シールキットのみは有りますが締結シールがキット内に1つだけなので、締結シールのみキット1セットにつき余分に1つ要ります)
・ホンダの純正アルミピストンA/B(カシマコート)がかなり値上がりしてる
ヤマハのシールを誤発注した事に腹が立ってスズキのB-KING純正アルミピストン・シールキット頼もうとしたら廃盤で、スズキの純正シールのみのキットを頼むと日数掛かるみたいだったので、すぐ手に入るアドバンテージのB-KING用として出てるピストン・シールキットを頼んだという流れ。
普通に見ても、アルミピストン(カシマコート)とシール類のセットが1キャリパー7000円ちょっとで買えるならかなり安いと思います。
(こちらは締結シールがちゃんと2つ入ってます)
これからTZニッシン,GSX-R系ニッシン90mm、トライアンフニッシン83mmの4POTキャリパーをアルミピストン化しようとするなら、これがベストかなぁと。
同じように使える純正部品でも、各メーカーの値段差とかは調べてビックリですね。
もしかしたら、もっと掘り下げたらさらに安く買えたりするのかも?
こういう調査も大変だけど、なんか面白くなってくる(笑)
純正関連の部品でカスタムの幅が広がるのも良いね。