るるの日記

なんでも書きます

すべての活動は食後の散歩の如くせよ、決して空しい腹を肥やす心地でなさないように

2022-03-08 16:33:16 | 日記
世に、金のために働く者あり
この人は一生金に翻弄され
常に不平不満の荒野をさ迷い歩く
一億円の宝くじが当たれば仕事を止めて遊び狂う。金に左右される人

世に、働くために食べるという思想の者あり
この人は労働を人生の目的として、食べることを労働の手段とする
「働かざる者食うべからず」思想で
強者のための複音となり
弱者のための鞭となる

人生におけるすべての活動は
腹がふくれた心地でなす
決して空しい腹を肥やす心地でなさないように
すべての活動は食後の散歩の如く心えよ。これを人生の遊戯三昧という
すべての労働は、労働の念を離れて遊べる心地でなす







1~2個の仮面をかぶった生活は束縛苦痛ですが、全ての自己の仮面=(一つの他力仮面)をかぶった生活は自由で安楽

2022-03-08 13:56:16 | 日記
仮面をかぶった生活は、束縛の生活。苦痛の生活。自由と平安は仮面なき生活の上に与えられる福である

仮面をかぶることは、素顔との矛盾に苦しむ
善人という仮面をかぶる人は、実際においては幾多の罪悪あり。たとえ他人は知らずとも、自分はこれをよく知っている

もし私がこの仮面をかぶることで、よい評価が高まることがあれば、私の貪欲な思いはこのために喜ぶだろうが、私の本心は益々苦しむ

人生は単純ではない。自己は決して1、2個の仮面をもって表明できるものではない

「私はこういう者だ」と誇るとき、直ちにその裏の反対の性分は潜在する

善の裏に悪あり
清の底に濁あり
強の側に弱あり
快活の一面に陰鬱の性分は孕む

自己は常に流転して止まず
一仮面一主義で、自己を束ねたように装うのは、世を欺き自己をあざむく者である

他力身は1、2個の仮面だけで自己を表現しない。一切の自己の他力仮面をかぶる。自己を処理するときは自己の計らいをもってせず、只如来の計らいをもってし、如来の定めのままに自己を定る。他力仮面をつけ、その上で自由安心の生活をするのである

常に満たされない不足感は、満たされた生きがいある人生の方便です

2022-03-08 13:17:07 | 日記
人生は満たされない
人は常に不足を見つけ人生は満たされない
常に心満たされる生活を求めるが、この境地にはなかなか入られない

このように従来は、不足を感じると心を苦しめたが、不足は如来が私に与えたと仕事だと味わうようにしてからは、さほど不足も苦にならず

不足を感じれば
これを満たしたいという欲が起き
満たすための努力を自然に行っている。不足を満たすために、如来が私に努力を与える。だから不足は、如来の巧みな方便であると喜びがわくし、他力の努力は楽しい

不足のあるところに喜びあるから、不足を楽しむ生活となる
不足の連続は、如来が私に「不足を満たす仕事」を連続して与えてくださるということ。かえって人生に生きがいができて充実する

不足を感じることが多いのは、欲望が多いということ。欲望が少ない人よりも楽しみは多いということ。欲望は如来が人生を楽しむために与えた方便



他力、、わかっていても自力根性が自然にわいて、計り暮らす、、

2022-03-08 12:43:43 | 日記
大宇宙を自覚すると
大宇宙は他力である
私たちは大宇宙の絶対無限の力の中に、その力によって生まれ、生かされ、死ぬのです

私たちが、自分の力だと思っているのは、この力なのです。また自分以外の力だと思える力も、勿論この力なのです
眠るとき、眠りからさめる時
眠りと目覚めを与えられるように

他力は宇宙の真理
他力は宇宙の必然
他力は宇宙の法雨
他力は宇宙の至道

他力を知り他力暮らしをすると、無理せず心安らか。他力を知らない自力根性という他力暮らしは、自然に無理をして、自然に心は苦悩に流れる
他力を知っても自然に自力根性は沸いてくる不思議。だからこそ自力も他力なのです
また、無理して他力のふりをし「計らいなく暮らすことを計らったり」

このようにさ迷うときも、如来はさ迷い上の、光明を味わわせるため
準備した迷い。迷うときは迷う
心の流れるままに



世に真の自力は無い。自力は他力である

2022-03-08 12:05:04 | 日記
私たちが生まれるのも、死ぬのも他力

他力に入ることに、自力の努力をする人もいるが、他力の信に入るとは、有ることを有ると信知すること

自力とは、無いことを有るように思うこと。世に真の自力は無い。これを有るように思う迷信

自力を捨てて他力に入るとは、自力界のものだと思い込んでいたものが、まったくの他力以外何ものでもなかったと知ること

自力も他力
自力の心を捨てるも他力
他力の信念に入るも他力
たのむも他力
おたすけも他力
喜びも他力
喜ばぬも他力
となえるも他力
となえないも他力
煩悩を起こすも他力
妄念も他力
愛欲も他力
名利も他力
精神も他力
肉体も他力
ただ他力
今ルルがこの本を読んでいるも他力
他力から離れられない


他力は如来の本願力
他力は如来の慈悲
他力は如来の光明として味わう
私たちは永劫の過去から如来の本願力と慈悲の光明に包まれていると信じ喜ぶ
ただ有難いと了解するほかに
別に珍しい他力信心はない
この他力信心もまた、他力の一波動に過ぎ去る

如来は在るから在ると信じる人も
如来は無いと信じない人にも
如来本願力の慈悲が降る