【西暦2021年】
ラウラは長きに渡ったゼントラーディ人としての人生を終えた。
地球人類よりも大きかった身体はマイクローン化し、地球人と同等身長となり
地球人女性の着る制服に着替え直した。
ラウラ「もうこの大きさに戻る事がないんだな」
マイクローンになったラウラはゼントラーディサイズの戦友達の姿を見て
かつての大きさだった頃の自分との別離を悲しんだ。
人間換算で23年過ごしたゼントランサイズの身体
誕生からついさっきまで人生の大半を過ごしてきた身体でだった
だけど、マイクローン化した事によりその身体は失われた
そして地球人と同じサイズの身体を得た。
「ベルタリア曹長、これを」
ラウラ「これは?」
「身分証とキャッシュカードなどの物です、軍が保管してました。マイクローン化した事により、必要なので渡しておきます」
それだけじゃない、身分証や銀行のキャッシュカードも渡された。
キャッシュカードには新統合軍編入から今日までの給料が入っており・・・
マイクローン化したラウラが生活に困らないだけの金額が入金されていた。
むしろ、10年以上勤務していたので不自由はしないくらい入っている
ラウラはそれを受けとると、一時的な寄港地であり・・・・
新統合宇宙軍アポロ基地に向けての旅に出る。
ラウラ「不思議だな、マイクローンの身体と言っても何も変わらない」
マイクローンとなった今の自分だが、感覚は多少違うが・・・・
殆ど違和感がない、むしろ安定を感じる
以前と変わった事をあげるならば
ゼントランである自分が入れなかった場所に入れるようになり・・・
こうして席に座ってリラックスしている。
何よりも・・・・
「ベルタリア曹長、食事と飲み物です」
ラウラ「食事?」
食事が全然違う
ゼントラン時代に食べていた物よりも種類が豊富であり
見映えもいい、初めて見る食べ物ばかり・・・・
いい匂いもするし、初めての感覚だけどもの凄く興奮する
味は・・・・
ラウラ「美味しい、初めてだけど美味しい。飲み物のコーラ美味しい、地球人」
かなり美味しい
ゼントラーディ軍時代に食べていた食事よりかなり美味しい
地球人がこんな美味しい物を食べていたなんて・・・
なんかズルいなとラウラは思った。
ゼントラーディ軍時代にいてどのくらい経ったかは・・・
11.5ターム(地球人換算23年)くらいだけど・・・
ラウラ「なんか人生無駄にした気がするな・・・・もっと早くマイクローン化していればな・・・・」
もっと早くマイクローン化していればよかった。
こんなに美味しい食べ物に巡り会う事ができたのに・・・
食べ物だけじゃないいろんな楽しい事もできたし・・・
いろんな事を学ぶ事ができたのに・・・・
とラウラは後悔してしてしまう。
なんせずっと戦いばかり追い求めていたから
可変戦闘機=愛称バルキリーに出会う事がなければ
マイクローン化しなかった・・・・・
ラウラはそう思いながら食事を終えると・・・
眠りについた・・・・
眠ったラウラは23年前の自分が製造され・・・・
初めてこの世を見た記憶の夢を見始めた
【23年前、1998年】
ラウラ・ベルタリア
ゼントラーディ軍人員製造衛星ゼントラーディ合成クローンシステムにて誕生
クローン兵士であったラウラは製造間もなく、3級空士長と言う階級を与えられ
他の姉妹と別れ、ゼントラーディ軍ラプラミズ直衛艦隊キヨラ機動戦隊に配属となった
蒼いショートカットが特徴であり・・・
ボーイッシュでクールな雰囲気を漂わせる女性のゼントラーディ人であり・・
ツンとしたような勝ち気な表情をしている
そんなボーイッシュタイプのゼントラーディ人の一人
ラウラが配属され、他の補充兵と共に部隊長のキヨラに謁見した
ラウラ「ラウラ・ベルタリア3級空士長であります。」
キヨラ「ラウラ・ベルタリア、生意気そうな顔をしている」
ラウラ「生意気でありますか・・・・・」
配属されて早々、キヨラから目をつけられた
どうやらラウラの表情が生意気そうな顔をしていると言うのが理由のようだ。
キヨラから生意気そうな顔をしていると指摘されたラウラはムッとした。
配属されて早々、こんな事を言われるなんて思いもしなかった
キヨラ「まぁ生意気で結構、これからの活躍に期待している」
ラウラ「はぁ」
キヨラ「何をしけた顔をしている?」
ラウラ「いえ・・・・てっきり、私を馬鹿にしているのかと・・・・」
キヨラ「してないしてない、中々面白いのが来た・・・・それだけだ」
これはキヨラなりの歓迎の方法であり
配属されたラウラは期待できる人材と見ており・・・・
キヨラは今後のラウラの活躍に期待していた。
そんなキヨラの気持ちが分からないラウラは・・・・
今のキヨラの反応に戸惑っていた・・・・
これが自分の上官になる人とは・・・・・・
ラプラミズ「新しい新兵はどうだ?キヨラ・テキーヴァ1級空士長?」
ゼントラーディ軍ボドル基幹艦隊ラプラミズ直衛艦隊司令ラプラミズ
キヨラ「ハッ・・・中々いい人材を頂けました。ありがとうございます。」
ラプラミズ「ほぅ・・・・中々いい人材が入ったか・・・・」
キヨラ「生意気そうな雰囲気をしていますが、あれは中々いい兵士です。監察軍と激しい戦闘を経験しても無事に初陣は生き残れましょう。」
ラプラミズ「そこまで言うとはな・・・・」
その頃、ケアドウル・マグドミラ艦橋では・・・・
キヨラがラプラミズに配属された新兵の件で報告に来ていた。
ラプラミズから新兵はどうだと聞かれると
嬉しそうにキヨラは中々いい人材が来たと報告し感謝の言葉を述べた
前から優秀な部下を欲しかったのでラプラミズの配慮には感謝しかない
当のラプラミズ本人は司令官として当たり前の事をしただけで
特に深く考えてない
同期のミリアとデパラの部隊に優秀な兵士を配属している事もあり
バランスよくする目的がある
それ以上はない
ティレノール「さっそくだが、テキーヴァ1級空士長。貴様の部隊の小隊を偵察に出せ」
ティレノール・ナリフェーノ.ゼムー1級記録参謀
キヨラ「偵察ですか?さっそくとなると誰を・・・?」
ティレノール「補充兵だ。引率は貴様自身で行う事。」
ラプラミズの副官で記録参謀のティレノールは補充兵の初陣として偵察任務を命じた
これはラウラ達、補充兵の新兵に向けての初陣であり・・・・・
技量を試す試験・・・・・・
キヨラの言う通り新兵が優秀であるならば初陣でも生き残れるはず・・・・
そうティレノールはキヨラが引率し偵察任務を与え・・・・
ラウラら新兵の実力を試そうとした
ラプラミズ「新兵だぞ、出来るのか?なぁキヨラ?」
キヨラ「当然です、心配であれば私が補佐して育てますので。ミリアやデパラに誇れる兵士として育てあげます」
ラプラミズ「ほぅそれは期待だな。」
ティレノール「そうか、楽しみにしてますね」
上官からの命令にキヨラは自信満々に出来ると返答
これからが期待の兵士、期待外れか期待どうりか·········
初陣に連れていけば分かる
むしろ、考えずとも分かる
確実に生き残り経験を積むと
仮に死んだとしても見込み違いだと思えばいいし
また新しい補充兵に期待すればいいだけと事
キヨラは心の中で考えつつラプラミズらとやり取りした。
メフィリア「はじめましてだね」
メフィリア・ラリアス3級空士長
ラウラ「はじめまして、貴方は?」
メフィリア「私はメフィリア・ラリアス、君と同じキヨラ隊に配属になった補充兵よ」
アンジェミラ「私はアンジェミラ・ランケス3級空士長よ。」
アンジェミラ・ランケス3級空士長
その頃、ラウラは補充兵である二人のメルトランと会話していた。
二人はそれぞれメフィリアとアンジェミラと名乗り、お互い敬礼した。
この二人も製造されたての兵士でありラウラと同い年だっただけに
出会ってすぐ仲良くなり、ラウラを初めとする三人はいい戦友になりそうと思った
下手したら別れはすぐ訪れるかもしれないが
ティレノール「貴様ら並べ!キヨラ1級空士から貴様らに最初の命令が出るよく聞いておくのだな」
そうした中
赤い長い髪のティレノールがいきなりやってきて
直属の上官であるキヨラから命令があるから聞けと言ってきた。
ラウラ達が記録参謀であるティレノールを見るのは初めてで
最初に思った事は
『いきなりなんだ?・・・このチビは?』
だった
記録参謀クラスのゼントランは赤い髪に小柄で
力はそこまで強くないが・・・
博識過ぎる知識と作戦立案能力があり・・・
ゼムー1級記録参謀は事実上の艦隊司令官の副官であり
ラウラはおろかキヨラよりも立場は上だった
そんな事は知らずか
メフィリアが文句言おうと前に出た
メフィリア「ラック?おいこのチビ・・・・・いきなり・・・・ぐ・・・」
キヨラ「貴様、命令を聞け!」
ラウラ「メフィリア!?た・・・隊長いきなり何を・・・!?」
アンジェミラ「何故、メフィリアを殴ったのですか?」
キヨラ「口を慎め、ラウラ・ベルタリア、アンジェミラ・ランケス。この方は記録参謀閣下だ!」
文句言おうとしたメフィリアだが・・・・
横からキヨラにぶん殴られてしまった。
殴られたメフィリアに近づいたラウラとアンジェミラは睨みながら
キヨラに何故メフィリアを殴ったのかと聞いた・・・・
いきなり殴るのはいくら上官でも酷い・・・
とラウラ達は思っていたが・・・
直後のキヨラの言葉を聞いて青ざめた
記録参謀・・・・・目の前にいるチビは上官
製造されたてだけど記録参謀が上官なのは知っている・・・
まさかこのチビだとは・・・・
ティレノール「今まで同じ反応した新兵見てるので気にしてません。ですが・・・メフィリア・ラリアス3級空士長、次は消去刑です。」
メフィリア「す・・・・すいません」
ティレノール「よろしい、キヨラ・・・・・私が話した作戦内容を」
キヨラ「ハッ」
ティレノールはメフィリアの無礼をそこまで気にしておらず
次同様な事をしたら死刑にすると忠告した事に留めた。
まだ作戦開始する前であり、まだメフィリアの実力を見ていない
ここで殺してしまっても、無意味だし・・・・・
むしろ兵士としての利用価値があるうちに無駄な死で失いたくない
とティレノールは考えていた。
そんな事はさておき
ティレノールはキヨラにラウラ三人に作戦内容を言うように指示
キヨラは指示に従い、ラウラ達を並ばせ作戦内容を説明した
ラウラ「偵察が初陣ですか?」
キヨラ「そうだ。貴様ら新兵はまずは初陣を生き残る事だ。当分は偵察を何回かやってもらう。」
メフィリア「艦隊決戦とかに参戦は・・・・・・」
キヨラ「それは分岐艦隊が基本としてやってるため、我々はそこまで参加しない。」
ラウラ「っ・・・・・」
偵察任務の説明を聞いたラウラ達は不満に感じた。
初陣がただの偵察が任務だとは・・・・・・
ゼントラーディ人の本能的にも納得がいかない・・・・・
何故偵察だけなのか、なぜ偵察だけなのか・・・・・
キヨラに抗議するも・・・・・
直衛艦隊の現状を説明され、ラウラ達は唸ってしまう・・・・・・
基本の戦闘は分岐艦隊で直衛艦隊はそこまでないと・・・・
ティレノール「作戦はキヨラが説明した通りだ、さっそくやってもらうぞ。まぁ敵と遭遇して生き残るかどうかは、正直不安ですけどね。」
キヨラ「各員、私の部隊員との会合は帰還後にする。更衣室に迎え、着替えたら貴様らの愛機に乗り込んで出撃だ!いいな!」
『サ・エスケスタ』
ラウラ達の不満は解消されてないまま出撃の流れになってしまった。
更衣室でパイロットスーツに着替え、格納庫で愛機に乗り込んで出撃する・・・・
そして初陣である偵察任務に従事する・・・・・・・
地味な任務・・・・・・ラウラはこれが初陣だと思うとため息を吐いた・・・・・・・・
だけど逆らうわけにはいかない。
ゼントラーディ軍の軍人である以上、命令は絶対・・・・
ラウラはほかの二人と共にキヨラの後ろに付いていき更衣室に向かった。
ラウラは長きに渡ったゼントラーディ人としての人生を終えた。
地球人類よりも大きかった身体はマイクローン化し、地球人と同等身長となり
地球人女性の着る制服に着替え直した。
ラウラ「もうこの大きさに戻る事がないんだな」
マイクローンになったラウラはゼントラーディサイズの戦友達の姿を見て
かつての大きさだった頃の自分との別離を悲しんだ。
人間換算で23年過ごしたゼントランサイズの身体
誕生からついさっきまで人生の大半を過ごしてきた身体でだった
だけど、マイクローン化した事によりその身体は失われた
そして地球人と同じサイズの身体を得た。
「ベルタリア曹長、これを」
ラウラ「これは?」
「身分証とキャッシュカードなどの物です、軍が保管してました。マイクローン化した事により、必要なので渡しておきます」
それだけじゃない、身分証や銀行のキャッシュカードも渡された。
キャッシュカードには新統合軍編入から今日までの給料が入っており・・・
マイクローン化したラウラが生活に困らないだけの金額が入金されていた。
むしろ、10年以上勤務していたので不自由はしないくらい入っている
ラウラはそれを受けとると、一時的な寄港地であり・・・・
新統合宇宙軍アポロ基地に向けての旅に出る。
ラウラ「不思議だな、マイクローンの身体と言っても何も変わらない」
マイクローンとなった今の自分だが、感覚は多少違うが・・・・
殆ど違和感がない、むしろ安定を感じる
以前と変わった事をあげるならば
ゼントランである自分が入れなかった場所に入れるようになり・・・
こうして席に座ってリラックスしている。
何よりも・・・・
「ベルタリア曹長、食事と飲み物です」
ラウラ「食事?」
食事が全然違う
ゼントラン時代に食べていた物よりも種類が豊富であり
見映えもいい、初めて見る食べ物ばかり・・・・
いい匂いもするし、初めての感覚だけどもの凄く興奮する
味は・・・・
ラウラ「美味しい、初めてだけど美味しい。飲み物のコーラ美味しい、地球人」
かなり美味しい
ゼントラーディ軍時代に食べていた食事よりかなり美味しい
地球人がこんな美味しい物を食べていたなんて・・・
なんかズルいなとラウラは思った。
ゼントラーディ軍時代にいてどのくらい経ったかは・・・
11.5ターム(地球人換算23年)くらいだけど・・・
ラウラ「なんか人生無駄にした気がするな・・・・もっと早くマイクローン化していればな・・・・」
もっと早くマイクローン化していればよかった。
こんなに美味しい食べ物に巡り会う事ができたのに・・・
食べ物だけじゃないいろんな楽しい事もできたし・・・
いろんな事を学ぶ事ができたのに・・・・
とラウラは後悔してしてしまう。
なんせずっと戦いばかり追い求めていたから
可変戦闘機=愛称バルキリーに出会う事がなければ
マイクローン化しなかった・・・・・
ラウラはそう思いながら食事を終えると・・・
眠りについた・・・・
眠ったラウラは23年前の自分が製造され・・・・
初めてこの世を見た記憶の夢を見始めた
【23年前、1998年】
ラウラ・ベルタリア
ゼントラーディ軍人員製造衛星ゼントラーディ合成クローンシステムにて誕生
クローン兵士であったラウラは製造間もなく、3級空士長と言う階級を与えられ
他の姉妹と別れ、ゼントラーディ軍ラプラミズ直衛艦隊キヨラ機動戦隊に配属となった
蒼いショートカットが特徴であり・・・
ボーイッシュでクールな雰囲気を漂わせる女性のゼントラーディ人であり・・
ツンとしたような勝ち気な表情をしている
そんなボーイッシュタイプのゼントラーディ人の一人
ラウラが配属され、他の補充兵と共に部隊長のキヨラに謁見した
ラウラ「ラウラ・ベルタリア3級空士長であります。」
キヨラ「ラウラ・ベルタリア、生意気そうな顔をしている」
ラウラ「生意気でありますか・・・・・」
配属されて早々、キヨラから目をつけられた
どうやらラウラの表情が生意気そうな顔をしていると言うのが理由のようだ。
キヨラから生意気そうな顔をしていると指摘されたラウラはムッとした。
配属されて早々、こんな事を言われるなんて思いもしなかった
キヨラ「まぁ生意気で結構、これからの活躍に期待している」
ラウラ「はぁ」
キヨラ「何をしけた顔をしている?」
ラウラ「いえ・・・・てっきり、私を馬鹿にしているのかと・・・・」
キヨラ「してないしてない、中々面白いのが来た・・・・それだけだ」
これはキヨラなりの歓迎の方法であり
配属されたラウラは期待できる人材と見ており・・・・
キヨラは今後のラウラの活躍に期待していた。
そんなキヨラの気持ちが分からないラウラは・・・・
今のキヨラの反応に戸惑っていた・・・・
これが自分の上官になる人とは・・・・・・
ラプラミズ「新しい新兵はどうだ?キヨラ・テキーヴァ1級空士長?」
ゼントラーディ軍ボドル基幹艦隊ラプラミズ直衛艦隊司令ラプラミズ
キヨラ「ハッ・・・中々いい人材を頂けました。ありがとうございます。」
ラプラミズ「ほぅ・・・・中々いい人材が入ったか・・・・」
キヨラ「生意気そうな雰囲気をしていますが、あれは中々いい兵士です。監察軍と激しい戦闘を経験しても無事に初陣は生き残れましょう。」
ラプラミズ「そこまで言うとはな・・・・」
その頃、ケアドウル・マグドミラ艦橋では・・・・
キヨラがラプラミズに配属された新兵の件で報告に来ていた。
ラプラミズから新兵はどうだと聞かれると
嬉しそうにキヨラは中々いい人材が来たと報告し感謝の言葉を述べた
前から優秀な部下を欲しかったのでラプラミズの配慮には感謝しかない
当のラプラミズ本人は司令官として当たり前の事をしただけで
特に深く考えてない
同期のミリアとデパラの部隊に優秀な兵士を配属している事もあり
バランスよくする目的がある
それ以上はない
ティレノール「さっそくだが、テキーヴァ1級空士長。貴様の部隊の小隊を偵察に出せ」
ティレノール・ナリフェーノ.ゼムー1級記録参謀
キヨラ「偵察ですか?さっそくとなると誰を・・・?」
ティレノール「補充兵だ。引率は貴様自身で行う事。」
ラプラミズの副官で記録参謀のティレノールは補充兵の初陣として偵察任務を命じた
これはラウラ達、補充兵の新兵に向けての初陣であり・・・・・
技量を試す試験・・・・・・
キヨラの言う通り新兵が優秀であるならば初陣でも生き残れるはず・・・・
そうティレノールはキヨラが引率し偵察任務を与え・・・・
ラウラら新兵の実力を試そうとした
ラプラミズ「新兵だぞ、出来るのか?なぁキヨラ?」
キヨラ「当然です、心配であれば私が補佐して育てますので。ミリアやデパラに誇れる兵士として育てあげます」
ラプラミズ「ほぅそれは期待だな。」
ティレノール「そうか、楽しみにしてますね」
上官からの命令にキヨラは自信満々に出来ると返答
これからが期待の兵士、期待外れか期待どうりか·········
初陣に連れていけば分かる
むしろ、考えずとも分かる
確実に生き残り経験を積むと
仮に死んだとしても見込み違いだと思えばいいし
また新しい補充兵に期待すればいいだけと事
キヨラは心の中で考えつつラプラミズらとやり取りした。
メフィリア「はじめましてだね」
メフィリア・ラリアス3級空士長
ラウラ「はじめまして、貴方は?」
メフィリア「私はメフィリア・ラリアス、君と同じキヨラ隊に配属になった補充兵よ」
アンジェミラ「私はアンジェミラ・ランケス3級空士長よ。」
アンジェミラ・ランケス3級空士長
その頃、ラウラは補充兵である二人のメルトランと会話していた。
二人はそれぞれメフィリアとアンジェミラと名乗り、お互い敬礼した。
この二人も製造されたての兵士でありラウラと同い年だっただけに
出会ってすぐ仲良くなり、ラウラを初めとする三人はいい戦友になりそうと思った
下手したら別れはすぐ訪れるかもしれないが
ティレノール「貴様ら並べ!キヨラ1級空士から貴様らに最初の命令が出るよく聞いておくのだな」
そうした中
赤い長い髪のティレノールがいきなりやってきて
直属の上官であるキヨラから命令があるから聞けと言ってきた。
ラウラ達が記録参謀であるティレノールを見るのは初めてで
最初に思った事は
『いきなりなんだ?・・・このチビは?』
だった
記録参謀クラスのゼントランは赤い髪に小柄で
力はそこまで強くないが・・・
博識過ぎる知識と作戦立案能力があり・・・
ゼムー1級記録参謀は事実上の艦隊司令官の副官であり
ラウラはおろかキヨラよりも立場は上だった
そんな事は知らずか
メフィリアが文句言おうと前に出た
メフィリア「ラック?おいこのチビ・・・・・いきなり・・・・ぐ・・・」
キヨラ「貴様、命令を聞け!」
ラウラ「メフィリア!?た・・・隊長いきなり何を・・・!?」
アンジェミラ「何故、メフィリアを殴ったのですか?」
キヨラ「口を慎め、ラウラ・ベルタリア、アンジェミラ・ランケス。この方は記録参謀閣下だ!」
文句言おうとしたメフィリアだが・・・・
横からキヨラにぶん殴られてしまった。
殴られたメフィリアに近づいたラウラとアンジェミラは睨みながら
キヨラに何故メフィリアを殴ったのかと聞いた・・・・
いきなり殴るのはいくら上官でも酷い・・・
とラウラ達は思っていたが・・・
直後のキヨラの言葉を聞いて青ざめた
記録参謀・・・・・目の前にいるチビは上官
製造されたてだけど記録参謀が上官なのは知っている・・・
まさかこのチビだとは・・・・
ティレノール「今まで同じ反応した新兵見てるので気にしてません。ですが・・・メフィリア・ラリアス3級空士長、次は消去刑です。」
メフィリア「す・・・・すいません」
ティレノール「よろしい、キヨラ・・・・・私が話した作戦内容を」
キヨラ「ハッ」
ティレノールはメフィリアの無礼をそこまで気にしておらず
次同様な事をしたら死刑にすると忠告した事に留めた。
まだ作戦開始する前であり、まだメフィリアの実力を見ていない
ここで殺してしまっても、無意味だし・・・・・
むしろ兵士としての利用価値があるうちに無駄な死で失いたくない
とティレノールは考えていた。
そんな事はさておき
ティレノールはキヨラにラウラ三人に作戦内容を言うように指示
キヨラは指示に従い、ラウラ達を並ばせ作戦内容を説明した
ラウラ「偵察が初陣ですか?」
キヨラ「そうだ。貴様ら新兵はまずは初陣を生き残る事だ。当分は偵察を何回かやってもらう。」
メフィリア「艦隊決戦とかに参戦は・・・・・・」
キヨラ「それは分岐艦隊が基本としてやってるため、我々はそこまで参加しない。」
ラウラ「っ・・・・・」
偵察任務の説明を聞いたラウラ達は不満に感じた。
初陣がただの偵察が任務だとは・・・・・・
ゼントラーディ人の本能的にも納得がいかない・・・・・
何故偵察だけなのか、なぜ偵察だけなのか・・・・・
キヨラに抗議するも・・・・・
直衛艦隊の現状を説明され、ラウラ達は唸ってしまう・・・・・・
基本の戦闘は分岐艦隊で直衛艦隊はそこまでないと・・・・
ティレノール「作戦はキヨラが説明した通りだ、さっそくやってもらうぞ。まぁ敵と遭遇して生き残るかどうかは、正直不安ですけどね。」
キヨラ「各員、私の部隊員との会合は帰還後にする。更衣室に迎え、着替えたら貴様らの愛機に乗り込んで出撃だ!いいな!」
『サ・エスケスタ』
ラウラ達の不満は解消されてないまま出撃の流れになってしまった。
更衣室でパイロットスーツに着替え、格納庫で愛機に乗り込んで出撃する・・・・
そして初陣である偵察任務に従事する・・・・・・・
地味な任務・・・・・・ラウラはこれが初陣だと思うとため息を吐いた・・・・・・・・
だけど逆らうわけにはいかない。
ゼントラーディ軍の軍人である以上、命令は絶対・・・・
ラウラはほかの二人と共にキヨラの後ろに付いていき更衣室に向かった。
【機種】
VF
【型式番号】
VF-01
【全高】
15m
【形態】
ファイター
ガウォーク
バトロイド
【武装】
AMM-1 対空対地ミサイル×12
UUM-7 マイクロミサイルポッド×4
ハワード GU-11 55mm3連ガトリングガンポッド×1
大型ガトリングガンポッド
MK.82通常爆弾×24
【ロールアウト】
2015年
【解説】
アドバンスド・バルキリー計画により開発、ロールアウトしたVF
往来のバルキリーナンバーとは違い、型式番号に01と付属している。
軽コスト機であり、新統合軍を始め同盟国軍に配備された。
機体はF-20タイガーシャークの姿に似ている事から
タイガーシャークⅡと命名された。
VF
【型式番号】
VF-01
【全高】
15m
【形態】
ファイター
ガウォーク
バトロイド
【武装】
AMM-1 対空対地ミサイル×12
UUM-7 マイクロミサイルポッド×4
ハワード GU-11 55mm3連ガトリングガンポッド×1
大型ガトリングガンポッド
MK.82通常爆弾×24
【ロールアウト】
2015年
【解説】
アドバンスド・バルキリー計画により開発、ロールアウトしたVF
往来のバルキリーナンバーとは違い、型式番号に01と付属している。
軽コスト機であり、新統合軍を始め同盟国軍に配備された。
機体はF-20タイガーシャークの姿に似ている事から
タイガーシャークⅡと命名された。
【国】
新統合政府
【行政区】
マリトラーン自治政府
【首都】
カリマッタ(中央行政区)
【自治政府大統領】
トニー・ライアン(無所属)
【自治政府議会議長】
八条家仁(自由共和党)
【自治政府議会議席】
・定員100名
自由共和党・69議席
銀河連邦党・6議席
連邦民主党・10議席
無所属・15議席
【下院選出議員】
1区(中央区)
=バーナビー・マコーマック(自由共和党)
2区(北区)
=マルコム・フレーザー(自由共和党)
3区(東区)
=池田祐子(自由共和党)
4区(南区)
=キム・ホヨン(自由共和党)
5区(西区)
=バレカ・ラマポーザ(銀河連邦党)
【上院選出議員】
1区、勝山健一郎(自由共和党)
2区、佐島裕二(無所属)
【軍事】
新統合軍マリトラーン自治防衛軍(マリトラーン防衛軍)
【警察】
統合警察マリトラーン本部
【解説】
メガロード03から分岐した近距離移民船団が移住した
惑星マリトラーン(マリトラーン2)にて設立した行政区
当初は首都都市カリマッタにて地球人とゼントラーディ人3千名が開拓していたが
現地の小規模勢力を編入し、徐々に規模は拡大。
中央区となるエリアの開発と、北部・南部・西部・東部への進出を進め・・・
2019年現在では、人口54万の多民族政府になった。
西部開発時、同じく惑星マリトラーン(01)からの開拓者
マリトラーン共和国とコンタクトし、地球本国と協議の末・・・
国交が樹立、安全保障条約を結び惑星を半分に分割・・・・
正式に惑星マリトラーン2とマリトラーン自治政府と命名した。
(同年には小惑星に宇宙艦艇を移動し宇宙防衛を開始している)
マリトラーン共和国からの移住者と新規原住民族や勢力を編入した結果
240万人人口となっている
しかし
人口の増加に伴い反統合テロなどのテロリズムが蔓延
政情不安定な地域となり・・・・
新統合軍の出動が相次いでいる。
2021年に自治政府議会選挙が行われるが・・・・
テロ組織による襲撃が危惧されている
新統合政府
【行政区】
マリトラーン自治政府
【首都】
カリマッタ(中央行政区)
【自治政府大統領】
トニー・ライアン(無所属)
【自治政府議会議長】
八条家仁(自由共和党)
【自治政府議会議席】
・定員100名
自由共和党・69議席
銀河連邦党・6議席
連邦民主党・10議席
無所属・15議席
【下院選出議員】
1区(中央区)
=バーナビー・マコーマック(自由共和党)
2区(北区)
=マルコム・フレーザー(自由共和党)
3区(東区)
=池田祐子(自由共和党)
4区(南区)
=キム・ホヨン(自由共和党)
5区(西区)
=バレカ・ラマポーザ(銀河連邦党)
【上院選出議員】
1区、勝山健一郎(自由共和党)
2区、佐島裕二(無所属)
【軍事】
新統合軍マリトラーン自治防衛軍(マリトラーン防衛軍)
【警察】
統合警察マリトラーン本部
【解説】
メガロード03から分岐した近距離移民船団が移住した
惑星マリトラーン(マリトラーン2)にて設立した行政区
当初は首都都市カリマッタにて地球人とゼントラーディ人3千名が開拓していたが
現地の小規模勢力を編入し、徐々に規模は拡大。
中央区となるエリアの開発と、北部・南部・西部・東部への進出を進め・・・
2019年現在では、人口54万の多民族政府になった。
西部開発時、同じく惑星マリトラーン(01)からの開拓者
マリトラーン共和国とコンタクトし、地球本国と協議の末・・・
国交が樹立、安全保障条約を結び惑星を半分に分割・・・・
正式に惑星マリトラーン2とマリトラーン自治政府と命名した。
(同年には小惑星に宇宙艦艇を移動し宇宙防衛を開始している)
マリトラーン共和国からの移住者と新規原住民族や勢力を編入した結果
240万人人口となっている
しかし
人口の増加に伴い反統合テロなどのテロリズムが蔓延
政情不安定な地域となり・・・・
新統合軍の出動が相次いでいる。
2021年に自治政府議会選挙が行われるが・・・・
テロ組織による襲撃が危惧されている
シーフードピッツァ
本日のドリンク
ブライトさんの照り焼きハンバーガー
(バルトフェルドのハンバーガーも食べましたが写真削除してしまいました