ラウラ達がメサーラを撃墜してから20分後
ケロベロス中隊を中心とした仮想敵部隊の勝利と言う形で演習が終わった
メサーラを撃墜し一時的に指揮系統が乱刃したが・・・
既に大勢は仮想敵部隊の方に傾いており・・・
直ぐに混乱した指揮系統が回復し、ラウラ達にトドメを刺した。
ラウラ「もうこれ以上戦っても無駄か・・・・」
最後まで残ったラウラはまだ戦えるものの
既にメリルまで撃墜され、多数の被弾判定の出た残存機しか味方がおらず
もはやこれまでと判断し、投降をした。
演習が終わるとラウラ達と仮想敵部隊はクラビウス基地の格納庫へ帰投し
そのまま整備班により機体の整備が行われる事になった。
桐原少佐「ベルタリア候補生、ルクソール候補生見事だな。」
ラウラ「それほどでもありません、教官のアドバイスがありましたから」
メリル「私なんて最後は撃墜されてしまったけど」
カゴメ「でも見事な危機の乗り越え方だったわよ、流石」
戦闘を終え、パイロットスーツから着替え終えたラウラとメリルは・・・
茂人とカゴメからメサーラとの戦闘の時の様子を褒められた。
ラウラとメリルは今回、いろいろ二人に助けられたので
メサーラに勝って奢ってはいなかったが、茂人やカゴメからしたら
見事な連携プレーであり、可変戦闘機パイロットとして優秀だと思っている
それだけではない
訓練生の中で最も奮戦したメンバーでもあった為、尚更である。
ラウラ「しかし、メサーラに勝てても戦い全体に負けたのは悔しいです。もっと私達に力があれば・・・・」
カゴメ「別にいいよの、今はきちんと反省し改善すればいけるわ」
ラウラは今回メサーラに勝てて喜ぶ事よりも部隊全体が敗北した事を悔しがった
確かにメサーラに勝てたものの、勝てた時点では既に全体の勝敗が決まっており
勝った直後メリルが複数のVFー4ライトニングⅢの連携攻撃に襲われ・・・
援護しようとした時にメリルは蜂の巣になり、撃墜された
しばらく奮戦はしたが
メサーラから指揮系統を引き継いだ他部隊のVFー5000が降伏勧告し
降伏勧告を受けたラウラは周りを見渡し僚機の状況や周りを包囲された状況を見て投降。
五体満足戦闘継続できる機がいなくなり訓練生達はラウラに続くように投降していった。
悔しがるラウラやメリルだったが、カゴメから慰められた。
今回の戦闘は実戦ではなく演習、今回負けた事は反省し次に行かせばいい
カゴメからそう伝えられると二人の顔は明るくなった
ラウラ「必ず全体的に勝てるようにしてみせる」
ラウラはカゴメからの慰めから今回の事を徹底的に反省し・・・
チーム全体が勝てるような状況にすると誓った
今までのような個人プレーでは戦場では勝てない
ゼントラーディ軍とは違い部隊の連携が重要となる・・・・
そうした事を再認識したラウラはいずれは指揮官になろうと思い始めた
その頃
星村絵里『大尉、ラウラのお味はどうだったかしら?』
メサーラ「美味しかったけど、大火傷。私を撃墜されたわ、しかも旧式機に」
星村絵里『なるほどね、それは油断できないわね。』
メサーラは通信室でアポロ基地にいる絵里と通信をしていた。
絵里からラウラの実力はどうだと確認されるとメサーラは大火傷と評した
ラウラは可変戦闘機の実績や乗ってた可変戦闘機の性能からして全て劣っており
可変戦闘機の実績や最新鋭可変戦闘機に乗ってた自分が勝つと思っていた
しかし
蓋を開ければ接戦の末、ラウラがギリギリ勝利を納める結果になった。
星村絵里『まぁあいつは伸びるよ、キヨラ隊のきってのエースだし』
メサーラ「確かにねぇ、油断ならん。機転がいいのよ、私が終始優勢だったのに」
星村絵里『分かる、まぁいい可変戦闘機になるし次の模擬戦は完膚無きに叩こう。あーゆー奴程、遊んでられんて』
メサーラ「確かになぁ、遊んでたら私の命が危ないわ」
二人はラウラを徹底的に分析をした。
ラウラは機転がいい、成長の伸びが高い更に指揮能力を得た。
確実にラウラは可変戦闘機パイロットとして成長している
絵里は今後次第では、楽しい演習相手になると思いメサーラは敵に回したら厄介と
それぞれラウラを評価した。
星村絵里『まっラウラが目の敵にしてた我らの上官ミリアはどう反応するのかね?』
メサーラ「モーア、元とは言えミリア一級空士長に為は」
星村絵里『いーのいーの、同階級だし。メサーラだって、私やミリアより階級上でしょ』
メサーラ「そうだが・・・」
星村絵里『食いつかないわけがない、まぁダンシング・スカルとしての任務があるからね。』
ラウラを評価した二人だが・・・
かつての上官であるミリア・ファリーナ・ジーナスが反応したらどうなるか予測した
ミリアはゼントラーディ軍時代のラウラがよく絡んでいた相手だ。
上官であるキヨラ・テキーヴァを心酔しており、いつもミリアに敵意を持っていた
そんな敵意丸出しなラウラに対しミリアは軽く揶揄うのが日常であり・・・・
補充兵として配属されたメサーラはよく知らないが・・・・・
絵里はその光景を何度も目撃しており、今ではいい思い出だ。
メサーラ「ミリア1級空士長は今何をしているの?」
星村絵里『私と同じ特殊部隊が故だから軍機で詳しい事言えないけど、最新鋭機のテストパイロットやるらしいわよ』
メサーラ「最新鋭機?この前VFーXー8強奪されたばかりでは?」
星村絵里『新星インダストリー社の出した試作機ね、ミリアが乗る試作機はゼネラル・ギャラクシーの提案した機体だそうよ』
メサーラ「へぇ」
メサーラは絵里にミリアが今何をしているのかを聞いた。
絵里はミリアが特殊部隊に所属している関係で詳しい事を話さなかったが・・・・・
任務で最新鋭機のテストパイロットを任されたと言う事だけを話した。
ミリアがテストパイロットして参加する最新鋭機はゼネラル・ギャラクシー社製であり
ゼントラーディ人の天才技師アルガス・セルザーが開発した自信作だと言う。
ライバル会社の新星インダストリー社にVFーXー8が開発されたが・・・・・
試作機の1機が何者かに強奪され、アルガスが設計開発したVFーXー10が先行した
新統合軍参謀本部開発局とゼネラル・ギャラクシーの要望で
ダンシング・スカルのミリアがテストパイロットとして抜擢された。
星村絵里『しかし最新鋭機のテストか、私やりたかったな』
メリッサ「やりたかった?」
星村絵里『やりたかった、VFー3000もいいけど新型に乗りたいわ~』
テストパイロットやっているミリアの事を話す絵里だったが・・・・
ゼネラル・ギャラクシー社の試作可変戦闘機のテストパイロットになりたいと思っていた
しかし
新統合宇宙軍はまだ試作機時代のVFー3000を無断に使用した前科があり
開発局は絵里をテストパイロットにする事を見送っている。
そんな事情を知らない絵里はメサーラ相手に愚痴を連続して吐き出し
メサーラは連続して図れる絵里の愚痴に苦笑しながら聞いていた
その頃、同時刻
【惑星エデン.ニューエドワーズ基地】
地球から10.4光年先にあるグルームブリッジ34星系惑星エデン
新統合軍エデン防衛軍.ニューエドワーズ宇宙軍基地にある船が着陸した。
その船の名は新統合宇宙軍アルゲニクス級特務艦一番艦アルゲニクス
マクシミリアン・ジーナスとミリア・ファリーナ・ジーナスが率いる
特殊部隊ダンシング・スカルの母艦である。
アルゲニクスからコンテナと青いVFー3000が滑走路から降ろされ
更にニューエドワーズ基地から離陸したUHー60がアルゲニクスに着艦
しばらくして、離艦しニューエドワーズ基地のヘリポートに着陸した
アルガス「任務ご苦労、ジーナス大尉。おかげで物は運べたよ」
ゼネラル・ギャラクシー.アルガス・セルザー技士
マックス「こちらこそです。」
新統合宇宙軍特殊部隊ダンシング・スカル隊長.マクシミリアン・ジーナス大尉
ミリア「今回のVFーXー10の試験の為ですもの、護衛やテストも含めて頑張りますわ」
新統合宇宙軍特殊部隊.ダンシング・スカル副官.ミリア・ファリーナ・ジーナス中尉
ニューエドワーズ基地に降り立ったのはマックスとミリアの二人
そして、ゼネラル・ギャラクシーのアルガス・セイザーそしてスタッフの面々であった。
更にマックスとミリアの娘であるコミリアとミラクル、養女のモアラミアも同行している
アルゲニクスから降ろされたコンテナの中身は
アルガス自慢の作品であるゼネラル・ギャラクシーの最新型可変戦闘機の試作機
VFーXー0であり、ニューエドワーズ基地にて各種試験が行われる予定だ。
「お疲れ様です、我々が基地司令官の元まで案内します」
マックス「よろしく頼む。」
「ゼネラル・ギャラクシーのVFーXー10の管理は我々が責任持って行います」
アルガス「うむ、よろしく頼むよ」
マックスら三人はニューエドワーズ基地からの歓迎を受けた
基地の士官だけでなく、完全武装の警備歩兵10名と警務官3人おり・・・
3人は試験場として受け入れたエデン防衛軍側もかなり真剣であると認識した。
更にニューエドワーズ基地には1個飛行中隊と試験飛行隊・・・
陸軍の装甲車部隊とデストロイド部隊が展開しており・・・・・
外縁部には対空ミサイル陣地があり、各基地エリアには複数の警備隊が展開
VF-Xー10の警備はかなり厳重であった
ミリア「かなり警備が厳重ね」
マックス「新星インダストリー社の試作機の1機が奪取されたばかりだからね、警備が厳重になるのは無理はない」
ミリア「はぁ無理はないか・・・・何処のどいつが強奪したのやら。」
ミリアは警備が厳重である事に指摘した。
マックスが警備が厳重な理由を告げると、ミリアはため息を吐きながら納得
そのまま基地の士官らについていった
警備が厳重なのは新星インダストリーの試作機VFーXー8が奪取されたからであり
面子を潰された新統合軍開発局は試作機開発の警備に更に力を入れるようになった。
当然、それだけでなく・・・・・
「こちらマーフ、ダンシング・スカルと物の到着を確認した」
『了解、異常がないか警戒しろ!次も狙われるからな』
「了解(パニャートナ)」
参謀本部から対テロ特務機関の工作員ら数名と機関に属する特務戦闘部隊を密かに派遣した
現状の通常戦力だけでは飽き足らず、非公式に存在する特務機関を使い・・・・
VFーXー10の防衛任務に就かせ、更に厳重な警備で固めた。
そんな体制下でVFーXー10の試験が行われる
その日の夜
ミリア「モーアからのメール、そろそろ見ないとね。忙しくて見てなかったわ」
ミリアはマックスや娘のコミリア、ミラクル養女のモアラミアと食事を終えると
仕事部屋にてパソコンを開いて、VFーXー10の資料を見ようとした。
偶然、モーアもとい絵里から送りてきたメールの事を思い出し
絵里からの開いてみた。
最初はくだらないメールを送ってきたと思っていたが・・・
読んでいく上で、ミリアの表情が変わった
ミリア「なるほどね、ラウラとメサーラが演習を行ったか。同じ顔で戦うとは・・・」
ラウラとメサーラが演習を行った。
ミリアは絵里からのメールを見て、クスッと笑いながら見た。
なんたって、同じ顔同じ身体を持つほぼ同一人物であるが、性格は別人物であるから
メサーラは補充兵としてミリアの部下となった一人だが
マイクローンスパイとしてミリアがマクロスに行ったあとに配属されており
対面したのは戦後になってしばらく
初対面、ラウラが生きていたのかとミリアは勘違いして驚いたが
二人はクローンであるが故に同じ姿や同じ声、同じ身体付きしているが
環境も違った影響であるが故に、性格やパイロットの腕もかなり違う
まったくの同一人物のような別人物・・・・
そんな二人が演習を行ったかなり興味深い
コーヒーを片手にミリアはどちらが勝つかを予想した
ラウラかメサーラが勝っている事を知らずに
ケロベロス中隊を中心とした仮想敵部隊の勝利と言う形で演習が終わった
メサーラを撃墜し一時的に指揮系統が乱刃したが・・・
既に大勢は仮想敵部隊の方に傾いており・・・
直ぐに混乱した指揮系統が回復し、ラウラ達にトドメを刺した。
ラウラ「もうこれ以上戦っても無駄か・・・・」
最後まで残ったラウラはまだ戦えるものの
既にメリルまで撃墜され、多数の被弾判定の出た残存機しか味方がおらず
もはやこれまでと判断し、投降をした。
演習が終わるとラウラ達と仮想敵部隊はクラビウス基地の格納庫へ帰投し
そのまま整備班により機体の整備が行われる事になった。
桐原少佐「ベルタリア候補生、ルクソール候補生見事だな。」
ラウラ「それほどでもありません、教官のアドバイスがありましたから」
メリル「私なんて最後は撃墜されてしまったけど」
カゴメ「でも見事な危機の乗り越え方だったわよ、流石」
戦闘を終え、パイロットスーツから着替え終えたラウラとメリルは・・・
茂人とカゴメからメサーラとの戦闘の時の様子を褒められた。
ラウラとメリルは今回、いろいろ二人に助けられたので
メサーラに勝って奢ってはいなかったが、茂人やカゴメからしたら
見事な連携プレーであり、可変戦闘機パイロットとして優秀だと思っている
それだけではない
訓練生の中で最も奮戦したメンバーでもあった為、尚更である。
ラウラ「しかし、メサーラに勝てても戦い全体に負けたのは悔しいです。もっと私達に力があれば・・・・」
カゴメ「別にいいよの、今はきちんと反省し改善すればいけるわ」
ラウラは今回メサーラに勝てて喜ぶ事よりも部隊全体が敗北した事を悔しがった
確かにメサーラに勝てたものの、勝てた時点では既に全体の勝敗が決まっており
勝った直後メリルが複数のVFー4ライトニングⅢの連携攻撃に襲われ・・・
援護しようとした時にメリルは蜂の巣になり、撃墜された
しばらく奮戦はしたが
メサーラから指揮系統を引き継いだ他部隊のVFー5000が降伏勧告し
降伏勧告を受けたラウラは周りを見渡し僚機の状況や周りを包囲された状況を見て投降。
五体満足戦闘継続できる機がいなくなり訓練生達はラウラに続くように投降していった。
悔しがるラウラやメリルだったが、カゴメから慰められた。
今回の戦闘は実戦ではなく演習、今回負けた事は反省し次に行かせばいい
カゴメからそう伝えられると二人の顔は明るくなった
ラウラ「必ず全体的に勝てるようにしてみせる」
ラウラはカゴメからの慰めから今回の事を徹底的に反省し・・・
チーム全体が勝てるような状況にすると誓った
今までのような個人プレーでは戦場では勝てない
ゼントラーディ軍とは違い部隊の連携が重要となる・・・・
そうした事を再認識したラウラはいずれは指揮官になろうと思い始めた
その頃
星村絵里『大尉、ラウラのお味はどうだったかしら?』
メサーラ「美味しかったけど、大火傷。私を撃墜されたわ、しかも旧式機に」
星村絵里『なるほどね、それは油断できないわね。』
メサーラは通信室でアポロ基地にいる絵里と通信をしていた。
絵里からラウラの実力はどうだと確認されるとメサーラは大火傷と評した
ラウラは可変戦闘機の実績や乗ってた可変戦闘機の性能からして全て劣っており
可変戦闘機の実績や最新鋭可変戦闘機に乗ってた自分が勝つと思っていた
しかし
蓋を開ければ接戦の末、ラウラがギリギリ勝利を納める結果になった。
星村絵里『まぁあいつは伸びるよ、キヨラ隊のきってのエースだし』
メサーラ「確かにねぇ、油断ならん。機転がいいのよ、私が終始優勢だったのに」
星村絵里『分かる、まぁいい可変戦闘機になるし次の模擬戦は完膚無きに叩こう。あーゆー奴程、遊んでられんて』
メサーラ「確かになぁ、遊んでたら私の命が危ないわ」
二人はラウラを徹底的に分析をした。
ラウラは機転がいい、成長の伸びが高い更に指揮能力を得た。
確実にラウラは可変戦闘機パイロットとして成長している
絵里は今後次第では、楽しい演習相手になると思いメサーラは敵に回したら厄介と
それぞれラウラを評価した。
星村絵里『まっラウラが目の敵にしてた我らの上官ミリアはどう反応するのかね?』
メサーラ「モーア、元とは言えミリア一級空士長に為は」
星村絵里『いーのいーの、同階級だし。メサーラだって、私やミリアより階級上でしょ』
メサーラ「そうだが・・・」
星村絵里『食いつかないわけがない、まぁダンシング・スカルとしての任務があるからね。』
ラウラを評価した二人だが・・・
かつての上官であるミリア・ファリーナ・ジーナスが反応したらどうなるか予測した
ミリアはゼントラーディ軍時代のラウラがよく絡んでいた相手だ。
上官であるキヨラ・テキーヴァを心酔しており、いつもミリアに敵意を持っていた
そんな敵意丸出しなラウラに対しミリアは軽く揶揄うのが日常であり・・・・
補充兵として配属されたメサーラはよく知らないが・・・・・
絵里はその光景を何度も目撃しており、今ではいい思い出だ。
メサーラ「ミリア1級空士長は今何をしているの?」
星村絵里『私と同じ特殊部隊が故だから軍機で詳しい事言えないけど、最新鋭機のテストパイロットやるらしいわよ』
メサーラ「最新鋭機?この前VFーXー8強奪されたばかりでは?」
星村絵里『新星インダストリー社の出した試作機ね、ミリアが乗る試作機はゼネラル・ギャラクシーの提案した機体だそうよ』
メサーラ「へぇ」
メサーラは絵里にミリアが今何をしているのかを聞いた。
絵里はミリアが特殊部隊に所属している関係で詳しい事を話さなかったが・・・・・
任務で最新鋭機のテストパイロットを任されたと言う事だけを話した。
ミリアがテストパイロットして参加する最新鋭機はゼネラル・ギャラクシー社製であり
ゼントラーディ人の天才技師アルガス・セルザーが開発した自信作だと言う。
ライバル会社の新星インダストリー社にVFーXー8が開発されたが・・・・・
試作機の1機が何者かに強奪され、アルガスが設計開発したVFーXー10が先行した
新統合軍参謀本部開発局とゼネラル・ギャラクシーの要望で
ダンシング・スカルのミリアがテストパイロットとして抜擢された。
星村絵里『しかし最新鋭機のテストか、私やりたかったな』
メリッサ「やりたかった?」
星村絵里『やりたかった、VFー3000もいいけど新型に乗りたいわ~』
テストパイロットやっているミリアの事を話す絵里だったが・・・・
ゼネラル・ギャラクシー社の試作可変戦闘機のテストパイロットになりたいと思っていた
しかし
新統合宇宙軍はまだ試作機時代のVFー3000を無断に使用した前科があり
開発局は絵里をテストパイロットにする事を見送っている。
そんな事情を知らない絵里はメサーラ相手に愚痴を連続して吐き出し
メサーラは連続して図れる絵里の愚痴に苦笑しながら聞いていた
その頃、同時刻
【惑星エデン.ニューエドワーズ基地】
地球から10.4光年先にあるグルームブリッジ34星系惑星エデン
新統合軍エデン防衛軍.ニューエドワーズ宇宙軍基地にある船が着陸した。
その船の名は新統合宇宙軍アルゲニクス級特務艦一番艦アルゲニクス
マクシミリアン・ジーナスとミリア・ファリーナ・ジーナスが率いる
特殊部隊ダンシング・スカルの母艦である。
アルゲニクスからコンテナと青いVFー3000が滑走路から降ろされ
更にニューエドワーズ基地から離陸したUHー60がアルゲニクスに着艦
しばらくして、離艦しニューエドワーズ基地のヘリポートに着陸した
アルガス「任務ご苦労、ジーナス大尉。おかげで物は運べたよ」
ゼネラル・ギャラクシー.アルガス・セルザー技士
マックス「こちらこそです。」
新統合宇宙軍特殊部隊ダンシング・スカル隊長.マクシミリアン・ジーナス大尉
ミリア「今回のVFーXー10の試験の為ですもの、護衛やテストも含めて頑張りますわ」
新統合宇宙軍特殊部隊.ダンシング・スカル副官.ミリア・ファリーナ・ジーナス中尉
ニューエドワーズ基地に降り立ったのはマックスとミリアの二人
そして、ゼネラル・ギャラクシーのアルガス・セイザーそしてスタッフの面々であった。
更にマックスとミリアの娘であるコミリアとミラクル、養女のモアラミアも同行している
アルゲニクスから降ろされたコンテナの中身は
アルガス自慢の作品であるゼネラル・ギャラクシーの最新型可変戦闘機の試作機
VFーXー0であり、ニューエドワーズ基地にて各種試験が行われる予定だ。
「お疲れ様です、我々が基地司令官の元まで案内します」
マックス「よろしく頼む。」
「ゼネラル・ギャラクシーのVFーXー10の管理は我々が責任持って行います」
アルガス「うむ、よろしく頼むよ」
マックスら三人はニューエドワーズ基地からの歓迎を受けた
基地の士官だけでなく、完全武装の警備歩兵10名と警務官3人おり・・・
3人は試験場として受け入れたエデン防衛軍側もかなり真剣であると認識した。
更にニューエドワーズ基地には1個飛行中隊と試験飛行隊・・・
陸軍の装甲車部隊とデストロイド部隊が展開しており・・・・・
外縁部には対空ミサイル陣地があり、各基地エリアには複数の警備隊が展開
VF-Xー10の警備はかなり厳重であった
ミリア「かなり警備が厳重ね」
マックス「新星インダストリー社の試作機の1機が奪取されたばかりだからね、警備が厳重になるのは無理はない」
ミリア「はぁ無理はないか・・・・何処のどいつが強奪したのやら。」
ミリアは警備が厳重である事に指摘した。
マックスが警備が厳重な理由を告げると、ミリアはため息を吐きながら納得
そのまま基地の士官らについていった
警備が厳重なのは新星インダストリーの試作機VFーXー8が奪取されたからであり
面子を潰された新統合軍開発局は試作機開発の警備に更に力を入れるようになった。
当然、それだけでなく・・・・・
「こちらマーフ、ダンシング・スカルと物の到着を確認した」
『了解、異常がないか警戒しろ!次も狙われるからな』
「了解(パニャートナ)」
参謀本部から対テロ特務機関の工作員ら数名と機関に属する特務戦闘部隊を密かに派遣した
現状の通常戦力だけでは飽き足らず、非公式に存在する特務機関を使い・・・・
VFーXー10の防衛任務に就かせ、更に厳重な警備で固めた。
そんな体制下でVFーXー10の試験が行われる
その日の夜
ミリア「モーアからのメール、そろそろ見ないとね。忙しくて見てなかったわ」
ミリアはマックスや娘のコミリア、ミラクル養女のモアラミアと食事を終えると
仕事部屋にてパソコンを開いて、VFーXー10の資料を見ようとした。
偶然、モーアもとい絵里から送りてきたメールの事を思い出し
絵里からの開いてみた。
最初はくだらないメールを送ってきたと思っていたが・・・
読んでいく上で、ミリアの表情が変わった
ミリア「なるほどね、ラウラとメサーラが演習を行ったか。同じ顔で戦うとは・・・」
ラウラとメサーラが演習を行った。
ミリアは絵里からのメールを見て、クスッと笑いながら見た。
なんたって、同じ顔同じ身体を持つほぼ同一人物であるが、性格は別人物であるから
メサーラは補充兵としてミリアの部下となった一人だが
マイクローンスパイとしてミリアがマクロスに行ったあとに配属されており
対面したのは戦後になってしばらく
初対面、ラウラが生きていたのかとミリアは勘違いして驚いたが
二人はクローンであるが故に同じ姿や同じ声、同じ身体付きしているが
環境も違った影響であるが故に、性格やパイロットの腕もかなり違う
まったくの同一人物のような別人物・・・・
そんな二人が演習を行ったかなり興味深い
コーヒーを片手にミリアはどちらが勝つかを予想した
ラウラかメサーラが勝っている事を知らずに
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます