隣の公園の桜の切り株(確か去年伐採したもの?)に見慣れぬ色鮮やかなキノコが出現しました。

毒キノコ ”カエンダケ” の話題がニュースになったり、このキノコの素性が気になります。
Googleレンズで検索してみると、ヒイロタケ、シュタケがヒットしました。
後者は北方系で、見た限りは前者のヒイロタケのようです。
ヒイロタケ(タマチョレイタケ科)緋色茸
シイタケ、ナメコ、エノキタケ、ヒラタケ、マイタケなどの仲間で、広葉樹(まれに針葉樹)の枯木、落葉が発生場所で倒木などから養分を接種する白色腐朽菌だそうです。
毒はないようですが、食べることには適さないそうです。

ただし、キノコ染めの材料になり、黄土色~オレンジ色に染まるということです。なかなか味わい深い色合いが出るようです。
※「能登半島 里山里海自然学校」キノコ日記より

鉄,アルミ
銅,チタン,錫
媒染剤の順に色合いが異なります。
銅,チタン,錫
媒染剤の順に色合いが異なります。

ヒイロタケは、はじめは典型的に鮮やかな朱紅色だが、風雨に晒されていると赤みが淡くなり、白っぽくなるということ。
近くに白っぽいものがありこれがそれにあたるのか、それとも別種か不明です。


しばらく色の変化とサクラの株の朽ちていく様子を観察することにします。