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第8波の波は?!

2022-10-29 | 健康
西浦教授が26日のアドバイザリーボードで第8波の感染者数などの見通しについて幾つかの前提条件を変えてシミューションした結果を公表しています。

 ”第8波における予防接種シナリオ別の流行シミュレーション”
 (令和4年10月26日)アドバイザリーボード西浦先生提出資料3-3-②
     https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001005781.pdf

ニュースでも報道され ようですが、その情報がNHKのHPに掲載されています。

”コロナ第8波 “2月までに800万人感染”の試算 ワクチン接種進むと?”
  2022年10月28日 NHK首都圏ナビ 
     https://www.nhk.or.jp/shutoken////newsup/20221027b.html

この夏の「第7波」では7月から9月までの3か月間だけでおよそ1200万人に上り、医療がひっ迫して死亡者数もこれまでの感染拡大で最大

ポイントは、
2023年2月までに800万人程度が感染する一方、ワクチンの接種が順調に進めば30%近く減らすことができる

     西浦教授資料より↓                NHKより↓


このシミュレーションの前提は大きくは2つ

1)追加接種の前提            西浦教授資料より↓




2)「実効再生産数」の前提
「実効再生産数」が、
・第7波が始まったことし7月ごろの東京よりもやや低い程度の「1.2」
・第7波が始まったことし7月ごろの東京と同程度の「1.3」
・さらに高い「1.4」になるという仮定でもシミュレーション
感染者数は、
・「1.2」のときは10月10日から2023年2月28日までの累計でおよそ844万人(既出)
・「1.3」のときはおよそ1038万人
・「1.4」のときはおよそ1207万人
                     西浦教授資料より↓


そして、NHKによれば、

京都大学 西浦博教授
「ワクチンの接種を確実に進めることで、入院者数を2割程度減らすことができるなど、インパクトは大きい。実効再生産数が低く流行がゆっくりと進むときにはワクチンの接種が間に合いやすい傾向があり、感染予防対策と組み合わせられると、より効果が期待できる」

とコメントしています。

ワクチン接種と感染見通しについて、具体的な数値が示されることで、社会全体で免疫体質の強化が必要だとの認識が広まれば、感染予防につながると考えられますね。