令和2年都道府県別生命表の公表については、先に紹介しましたが、


※出典;下記の中澤先生ブログより
特定死因を除去した場合の平均寿命の延び
(令和2年都道府県別生命表より)
男


女


中澤先生のブログで、
鉄人三国志 (2022年12月28日)
https://minato.sip21c.org/im3r/20221228.html
2020年(令和2年)都道府県別生命表の参考表2だけだと都道府県別の特徴がわかりにくいということで、都道府県別損失余命のレーダーチャート図が大阪府を例として紹介されています。
損失余命*
大阪府
男

女

中澤先生は、
”大阪は、COVID-19と肺炎による損失余命が大きいことが目立つ。おそらく肺炎の中にCOVID-19が見逃されたケースや、医療崩壊で治療が間に合わなかったケースが多いのではないか。”
とコメントしています。
都道府県別生命表は5年毎に公表されていますが、2021年以降の各年のデータが府県別データが、作成できたらコロナの影響などの分析がさらに進むものと考えられます。
*損失余命とは、ある年齢からある年齢の間に、ある行為をしたり、ある生活態度をとったり、意図しない危険原因に曝されたりすることによって、その後の死亡率が高まり、その結果失う平均余命のことである。
この年齢別の損失余命を、年齢別人口で重みづけて集計すれば、グループの平均的な損失余命が算出できる。
出典;”いくつかの損失余命”岡敏弘(2016 年 1 月 24 日)より