楽しいブログ生活

日々感じた心の軌跡と手作りの品々のコレクション

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2観てきました

2011-07-23 22:55:38 | 映画、演劇、コンサート
観たのは、3Dじゃなくおまけに“吹き替え”でしたけどね。
「シニアの見る映画か?」と職場のTさんに突っ込まれましたけど、恋愛もの観るよりはよほど親和感はあります。
全体的なことから言うと、敵の攻撃に備えてシールドを張るとか、ドラゴンに乗って空を飛ぶとか、SFやファンタジーの世界ではお馴染みの世界、何の違和感もなく楽しんで受け入れられるのですが、“魔法”が肝心のところで制約を受けて、闇雲に走ったり、よじ登ったり、肉弾戦の殴り合いになったりという場面になると、(もっと、魔法使いらしいやりかたは出来ないのか?)と虚構のほころびをかすかに感じてシラッとしてしまう部分があります。
それから、これはわたくしの全く個人的な趣味ですが、(もちろん、原作にたてつくものではなくただの妄想です)ヴォルデモード、白塗りの如何にも半死人のキャラではなく、強大な力を持つが故にそのオーラで若くて美しい偉丈夫という設定になってたら、妖しい世界が展開されていたかもなあなどということを思いました。
それからこれは言っても詮無いことですが、10年の間にロンとハーマイオニー(ルパート・グリント、エマ・ワトソン)はいい感じに成熟してきたという印象ですが、ハリー(ダニエル・ラドクリフ)はもっと背が欲しかったなあと脇道からの感想です。
断片的に気にいったシーンとして双子分裂の魔法で金属の置物類がカンラカンラとにぎやかな音を立てながら倍々に増えていくシーンとか、マグゴナガル先生の魔法で石像の騎士が動き出すシーンとか楽しいのがありましたけど、やはり両雄の決戦は迫力もので思わず引き込まれてしまいます。
最後に無敵を誇るニワトコの杖がいとも簡単にポキポキと折られてしまったのには、(オイオイ?)と鼻白んでしまいましたが、それまでの真剣に作りこまれた画面の重厚さに免じて(ま、いっか)と軽く許してしまいます。
レッドクリフよりは、はるかにリアリティがあって良かったです。
コメント (2)
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