雑考

明日は娘の誕生日なので、今晩からケーキを焼こうかと思ったのだが、最近はどうにも夜は疲れて怠け虫に負けてしまいます。
土曜の夜だし、たまにはまったりと四方山話でお茶を濁そうという本日。
いつもなら娘への誕生日のプレゼントはお酒なのだが、先日1日だけ帰って来てた長男のために彼の好物の「アーモンドケーキ」を焼かんとて用意した生クリームがそのまま残っているので、早く消化してしまおうと今回は親の都合でケーキで了解を取り付けたという次第。
さて、生クリームが何故そのまま残っていたかと言うと、長男、頼まれて送ったレシピに基づいて毎週自分で焼いてるんだそうで、あわただしい日程だったこともあり、珍しく「別に焼いてくれなくてもいいよ」と涼しい顔して風のように去っていってしまい、生クリームは使われないまま冷蔵庫で何日か過ごす羽目に・・・。
（毎週？あきれたもんだわね）と思いましたが、本題は姉弟の関係性の推移についてであります。
その先日の長男が帰ってた短い期間、 娘が、自分の射程範囲内にいると思ってた弟（長男）との会話において、微妙に期待したリアクションが得られないもどかしさと何となく増えてきた捉えどころのなさに戸惑っていたんですね。
親の目から見た場合、彼らは年子で、小さい頃はしっかり者の姉にくっついて何でも真似していたやんちゃな弟に対して、娘は優越感と支配欲を満たされていたのじゃないかと思うのですが、お互い県外の大学に通い、離れている間に了解しあってた力関係が変化してしまったのじゃないかと思います。
娘はまるで「あがっている」とでも表現したいような、ちょっとぎこちない話し方になってしまう自分に苦笑いしてましたけど。
末っ子にはまだまだ影響力を発揮してますが、いずれこちらも何らかの変化が訪れることでしょう。
何故か鴨長明の「行く川のながれは絶えずして、しかももとの水にあらず」という言葉が思い出されます。