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あいかわらず天候の荒れている明石、源氏の住まいに雷が落ちるというシーンが出てきます。
ここでも漁村の人たちのしきりとさえずる声(訳のわからぬ言葉でしゃべくっている)という表現におかしみを感じたんですが、そこらの人というのは、たくさんの人ということらしく、現代語とちょっとニュアンスが違うんですね。
さて、そんなこんなの混乱した状況下でゆっくり眠ることも出来ない源氏が柱に寄りかかって転寝(うたたね)をした際、亡くなった桐壺帝の夢をみるんですが、その夢の中で桐壺帝がいった言葉に、(ふ~ん)と思う箇所がありました。すなわち
「私は在位中、自分では間違いを犯してないと思っていたが、自分で気付かずに犯した罪があって、その罪の償いをするため忙しかった・・・」というもの。贖罪という言い方をすると、キリスト教のイメージが湧きますが、仏教の教えのひとつでもあるんでしょうか。その後、「源氏の窮地を見かねて海越え助けに来たんだ、陛下にも申し上げることがあるから、京へ行く」と続き、この故院のおかげで、源氏が都に帰ることが出来るようになる伏線が張られてるんですね。
いや、ほんとに源氏物語というのはドラマチックでビジュアル的にも映画にしたいような場面がたくさん出てくるんですね。
おもしろいです。
さて、画像の説明なんですが、左、何人もの差し入れがあった本日の茶菓子。
右、ロシアに旅行に行ってた友人の土産。下左、別の友人が持ってたタイ土産。いいね。この写真参考に作れるかなあ。
右、チャリティに協力してくれてる友人の手作り(寄付)の品物。ありがたいです。
さあ、わたくしもまいてゆかねばなりません。ガンバロ。