楽しいブログ生活

日々感じた心の軌跡と手作りの品々のコレクション

9月の源氏物語を原文で読む会

2010-09-25 21:04:19 | 

本日の茶菓子は小松島の阿瀬川菓子店の「きな粉団子」と「ういろう」。
うすかわ饅頭も有名で、みんな安くておいしい。
さて、本日の賢木、塗籠に押し込められてた源氏はそろそろと抜け出し、藤壺の御几帳まで押し掛けてしまうんですね。
現代のように本人の目の前に立ちはだかるというのではなく、そっと御衣の褄を引き動かすというものですが、源氏の香の匂いで一瞬でそうと悟った藤壺は絶望的な気持ちになる。
そして、源氏から逃げようと召し物を脱ぎ滑らせて、いざり退こうとするのだが、思いがけず、髪が召し物と一緒に掴まえられるという場面では(これも宿縁なのか)と心底情けない気持ちになってしまう。
しかし、源氏は拒まれれば拒まれるほど半狂乱になって泣きながら恨み言を言う。
こういった場面は一方では悠長優雅な印象も持つが、一方ではやはりエロチックで非常にビジュアルなシーンではないかという気もする。
裸=エロスではない。プロセスが必要なのだ。
現代とは恐らく時間の流れる速度が違っている。しかし、源氏の世界を異文化とは感じないのではないかと思う。
日本人には日本人の感覚が綿々と受け継がれてきているという気がするのだ。
洋楽が日常に溶け込み、おばさんのワタシでもレディガガやビヨンセを(何てカッコイイんだろう)と認める感覚は持ち合わせているが、(いかにもそれを想起させる)セクシーなダンスは日本人の意識に決して同化することはないように思うのだ。
それは日本の皇室とイギリス王室を比較した際に感じるものにも通じている。
源氏物語を読むと1000年変わらぬ本来の日本人の美意識というものが今も生き続けているのではないかと感じるのだ。
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本日の○>□弁当

2010-09-24 13:15:46 | 本日のお弁当

謎のタイトルですね。実は無理のあるタイトルです。その心は。
○□というのは形状です。
○=ゴーヤのポテサラ詰め
  鶏肉のブロ茎&人参巻き
  竹輪のアスパラ詰め
  ゆで卵の飾り切り
□=枝豆、人参、チーズのマヨネーズ和え春巻き(皮が破れて中身がチラ見え)
あとはウサギりんごと焼き鮭
お弁当箱に詰める時に丸いものが多いけど、ひとつだけ四角いなと思ったのが、タイトルにした理由。
おかずだけいつもよりアップ気味に撮ってみました。
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尾道土産と・・・

2010-09-23 23:08:10 | お土産
 
金萬堂本舗の尾道田楽です。
きな粉餅にようじの持ち手がついてます。職場でもらったものです。クルミが入っていてとてもおいしいです。
小さなパッケージの下部分に「ベッチャー祭」という文字がありまして、調べたら、尾道最大級のお祭りで、「ベタ」「ソバ」「ショウキ」という鬼面をつけた3人の怖そうなキャラが、厄災除けのために、祝棒などで主に子供たちをたたいたりする行事なんだそうです。
このパッケージの天狗は「ショウキ」になるようですね。
さて、今日は一挙に気温が下がって寒い位でしたね。
髪をカットに行ったり、久しぶりに図書館行ったり“まったり”して過ごしました。
図書館ではパラパラとマンガも流し読みしてきましたが、高橋留美子の「らんま1/2」はいつ読んでも最高♪どぁいすきです。
池上遼一も「男組」からのファンですけどね。(古すぎて分からないかな?)
いや、図書館から借りてきたのは、“初めての人でもパソコン写真加工術の達人に”なんて惹句のついた「Photoshop Eiementsでフォトレタッチ」という本なんですけどね。
ちっとは写真加工技術を勉強しようと思って・・・。
で、付録についてたCDにフリーで使える写真とかが入ってまして、かわいい猫のイラスト見つけましたので、下にコピーして貼り付けました。(ふふふ、カラー印刷して包装紙に使うという手もある)
少しずつ、ゆっくり勉強していこうと思ってます。
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朝顔とむくげⅡ

2010-09-22 13:10:14 | 季節の花
   
いつもより早く起きて撮った写真なのだ。
近所に咲いてるきれいな色の朝顔。「スカーレット・オハラ」という名前がついてるそうです。
ピンクのムクゲは植えたんじゃなくて鳥が運んだ種が根付いてムクムクと大きくなったそうです。
薄いブルーの朝顔も名前は知りませんが、少し離れた近所(?)に咲いてたもので、写真ではそのいい色がもひとつ伝わらないのが残念。
ロングで撮ってあるのは通勤途中の土手に咲いてる朝顔。
花が小ぶりですが、道中の目の保養。
やっぱりいいカメラが欲しい。
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朝顔とむくげ

2010-09-21 23:43:51 | 季節の花
 
偶然朝顔とムクゲの写真並べたんですが、Wikipediaによるとムクゲは【日本語では古くは朝顔(あさがお)、後に、木槿花(もくげ; 「むくげ」と「木=もく」の習合した発音)であるが~】なんて書いてあるんですね。
朝顔というのは秋の七草にも出てきて「萩の花 尾花(をばな)葛花(くずはな) なでしこが花 をみなへし また藤袴(ふぢはかま) 朝顔(あさがほ)が花」と調子よく歌われてますが、この朝顔はやはりキキョウ説が有利なものの、ムクゲ説、ヒルガオ説、アサガオ説と意見が分かれているそうで、実際のところ、昔の人がどの花をどう呼んでいたかというのはよく分からないんですね。
でも春の七草は「食」を楽しみ、秋の七草は花を「見る」楽しみとしているようですから、「アサガオ」が鑑賞用として愛でられていたことには違いがないわけです。
そして、どちらにしろ、私たちがお馴染みの朝顔も早朝にキリキリと巻いていた蕾をロート状に目一杯広げ、這っても巻いてもりんと花を咲かせている姿は今も昔も多くの人を魅了してきたんだろうなと思います。
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