テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

旅のお空を見直した

2011-11-02 02:56:43 | 双眼鏡 望遠鏡
ふと、目覚めて、外を見ると、結構夜空が澄んでいて、いそいそと双眼鏡持って出掛けた。


オリオン星雲が部屋からの観望でも確認できたので、最近きれいな姿にお目にかかっていないすばる星団が、まだ、光害の影響を受けにくい高い位置にあるうちによく見ようと思ったからである。

M45すばる・プレアデス星団はなぜか心惹かれる星で、古くは須八流、須売流などと文献にも登場するように昔から親しまれてきた(昴-ボウ という字は、中国でこの星につけられた名前をあてたもの)のも、大いに納得している。

ただ、今日驚いたのは、木星の衛星、エウロパが双眼鏡で確認できたこと。

図はStellariumというフリーのプラネタリウムソフトで作成したのですが、上から、イオ、木星、エウロパ、ガニメデと並んでいます。
昨晩、18時頃は木星の大きさ(星像が小さな点でなく、小さな円にみえる)は確認できても、大気の澄み具合や光害の影響で、ガニメデすら見えなかったのですが、今日の配置では、明るい木星に近くて判別しにくいエウロパが見えたのはオドロキです。

関東の大幹線道路16号線に近いこの場所では、車の少なくなる深夜に空が澄んでくるようで、今更ながら排気ガスの公害の影響を思い知ります。