拙ブログでも以前紹介しましたが、カノープス、自作パソコン派の方には、かつてグラボやキャプボのメーカーとして馴染みのある語感かと思いますが、南のりゅうこつ座で輝く明るい星です、北半球、特に日本の緯度域では、見難い星として有名で、私が初めて意識してカノープスを肉眼で見たのが、丁度この時期でした。西南の海に面した高層住宅の9階ベランダより観望したのが、高校生の頃です。
その頃は、どちらかというと、この星を観ると長生きできるとか、謂われではなく、レア度に惹かれて何回となく見ようとして、やっと同定できたのでした。
本来なら、例えば南半球の空に昇るこの星は、全天でもシリウスに次いで2番目に明るい恒星で、白く輝く星らしいのですが、南中高度が2~3°(本州中部で)と水平線(もしくは地平線)からようやっと顔を出すような動きで、朝日、夕日と同様に、オレンジというか、赤っぽく見えてしまいます。
変光星ではないのですが、日本と同様の緯度域においては、地平、水平線の事物によっても、色や瞬きが違って見え、他の星々に比べて、アクティブなイメージがあります。
今夜は、先ほど南中を迎え、南に開けた山の斜面、南向きの沿岸、高いビルで、南の方角に障害物や光害の原因が無いところでは、割と見つけやすいのです。ただ、特に夏の時期は海岸の海面にごく近いところでは、海面からの水蒸気の影響で見えにくかった記憶があります。大体の南中時刻が判っていれば、上記のようなロケーションの場所を訪れるとき、真南の方角を見てみましょう。伝説が正しければ、長生きできるはずです。
その頃は、どちらかというと、この星を観ると長生きできるとか、謂われではなく、レア度に惹かれて何回となく見ようとして、やっと同定できたのでした。
本来なら、例えば南半球の空に昇るこの星は、全天でもシリウスに次いで2番目に明るい恒星で、白く輝く星らしいのですが、南中高度が2~3°(本州中部で)と水平線(もしくは地平線)からようやっと顔を出すような動きで、朝日、夕日と同様に、オレンジというか、赤っぽく見えてしまいます。
変光星ではないのですが、日本と同様の緯度域においては、地平、水平線の事物によっても、色や瞬きが違って見え、他の星々に比べて、アクティブなイメージがあります。
今夜は、先ほど南中を迎え、南に開けた山の斜面、南向きの沿岸、高いビルで、南の方角に障害物や光害の原因が無いところでは、割と見つけやすいのです。ただ、特に夏の時期は海岸の海面にごく近いところでは、海面からの水蒸気の影響で見えにくかった記憶があります。大体の南中時刻が判っていれば、上記のようなロケーションの場所を訪れるとき、真南の方角を見てみましょう。伝説が正しければ、長生きできるはずです。