テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

誰かヤツをとめてくれ!  暴走する双眼狂 (前奏:勝間光学機械さんの双眼鏡)

2013-01-19 20:51:15 | ミニ連載:勝間光学機械さんの双眼鏡
う~ん、もう重篤と云うしかない病状のようです。

先日来、EDC(毎日持ち歩く)双眼鏡Nikon遊4×10、GLORY WP6x30SB-D、ツァイスポケット8x20、そして4x13、6x18単眼鏡を、サービスエリアでの待ち時間とか、見晴らしの良いビルの一室とか、綺麗な夕焼け空を見たときとか、ぱっと見で同定できない野鳥を見たときとか、とっかえひっかえ見ています。観望対象の違いであらためて分かるそれぞれの特徴や違いにひとり納得しています。

そんな折、とある組織から、ワタシのホットスポットをクリティカルに打ち抜く一報がありました。


曰く、”ブツの準備ができたぞ”との事。

それはもう一も二もなく、受け渡しと代金はいつもの方法で行う旨返答いたしました。


某”板橋区の光学産業”という資料から、その組織の紹介を下に掲載します。


勝間光学の双眼鏡はニコンやキャノンなど大手メーカーのOEM 供給もしていましたが、「GLORY(グローリー)」というブランドとしても知られていました。板橋区において双眼鏡の最終製品を作っていたメーカーは最盛期の昭和32 ~ 33 年頃には50 から60 社もあったといわれており、その中には粗末な作りの双眼鏡も出回っていましたが、グローリーの双眼鏡は頑丈で信頼性が高く、通常の2~3割高い価格で取引されていました。
 勝間光学はかつて板橋区若木に本社・工場を持っていましたが、現在は縮小し、南常盤台のマンションの1 階にある小さい組立工場で操業しています。看板もなく気がつかず通り過ぎてしまうような場所ですが、そこで組み立てられる双眼鏡は、現在でもそのほとんどが世界各国の軍事用双眼鏡として使用されています。勝間光学の双眼鏡はシンプルで使いやすく、高い光学性能とヘビーデューティな使用に耐える堅牢さが魅力で、部品の互換性が高く何年前の製品でも修理がきくのも特徴です。そのため、多くの双眼鏡が海外製品になってしまった現在でも、“メイド・イン・イタバシ”の「GLORY」は、その信頼性から軍用双眼鏡として欠かせない存在となっています。




はぁ、待ち遠しいものなのです。