テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

Japanese Pygmy Woodpecker(コゲラ)

2014-01-03 21:02:29 | 写真機 画像
今朝も気持ちの良い、暖かな朝でした。
ヒヨドリの声も騒がしく、すっかり葉の落ちた落葉樹の枝には、メジロやホオジロが沢山たむろしています。

低いところには、ツグミも見え隠れし、双眼鏡を持ち出して小鳥たちを追います。
最初は新参のSW-550です。視野周辺の像面歪曲も気にならず、せかせかと枝から枝へと飛び回るメジロたちを追うには、広視界が非常に有利です。ただこの双眼鏡、アイカップが無く、アイポイントにもシビアなうえ、逆光や、接眼部からの逆入射光にも弱いので、視野から大きく外れた鳥を、向きを変えて追うには、ちょっとストレスを感じます。
ダハ含め何台か他の双眼鏡を持ち出して、やっぱり最後は、勝間光学さんのHM6.3×40SK-Dにて眺めることになります。IFであるのも、指先の慣れた感覚と、ピントの深さで、鳥たちの羽や仕草の細かなところまで鮮明に見えます。

その内、甲高い鳴き声に混じって、特徴的な音が響いてきます。
ココココン、ココココンという、キツツキ科特有のドラミング(樹皮をつつく音)です。
先日、かすかに見掛けたコゲラだろうとアタリをつけ、裸になった落葉樹の枝々を辿ります。
居ました、やっぱりコゲラです。背中の横縞模様が、樹皮の柔らかそうな部分を巡って、しきりにつついています。かなり逆光で、肉眼では手をかざして陽光を遮らないとまともに見ることが出来ません。双眼鏡では、視界内に強い光を入れない限り、大きく拡大され、鮮やかに見えます、腹側の縦縞模様がうっすらと斑点に見えるような、少し幼い個体です。デジカメでは、強い逆光のため、捉えるのが困難です。やはりこういった用途では、背面液晶で追うコンパクトタイプは役に立たず、ちゃんとした一眼レフにアイカップをつけ、追いたいところです。

望遠側では追い切れないので、少し引いて、逆光承知で何枚か撮ったうちの一枚です。
実はこの写真にコゲラが写っています。(クリックしてみてください)

恐らくクリックしても、全然分からないので、ちょっと拡大して、露出を変えた画像です。

コレもクリックして拡大して下さい



記事タイトルの英名の通り、日本で一番小さい、スズメくらいの大きさのかわいいキツツキにしばし見蕩れていたのです。