個人的に、軸上色収差、俗に言う色ニジミが気になる方です。
ここで双眼鏡などについて書くときでも、色収差についてはよく言及してますが、実際、銀塩一眼用の望遠レンズのファインダー画面では、色収差が気になることなど殆ど無かったからという他に、日中の使用で気になる状況もあるからです。
フリンジとも云われる、緑系、紫系の色ニジミは、明るい背景を背にした黒い対象の縁にでる場合が殆どです。実際には黒い物体の輪郭に発生するのではなく、白く明るい物体の輪郭がニジミとなっています。身の回りで実験する場合は黒い紙に適当な穴を開け、明るい窓に貼ったり、電灯の前にかざしたりすることで、色収差の確認ができます。
現実の状況では例えば、先日もじっくりと観察した、下のような木。
飛び交うメジロなどが上の方の枝にちょこんと留まったりするのですが、例えば、ピントのさして深くない8×42ダハで見る場合、手前の枝にはピントが合わず、ぼやけた上、そのぼやけた輪郭に色ニジミがでます。
下のような枝で遮られた背景の明るい空の輪郭全てに大なり小なり色ニジミが出るのです。対して、色収差の少ない双眼鏡では、たとえ手前の枝がボケたとしても、穏やかなボケ方なので、さほど気になりません。

8×42ダハで、色ニジミが煩い画面も、勝間のWP6×30SB-DやHM6.3×40SK-Dでは色収差も少ない上、ピントも深いので、かなりすっきりした画面になります。
よく、電柱や電線、碍子などで色収差云々という説明がありますが、実際の使用状況でも、このように気になる場合もあると云うことです。
ここで双眼鏡などについて書くときでも、色収差についてはよく言及してますが、実際、銀塩一眼用の望遠レンズのファインダー画面では、色収差が気になることなど殆ど無かったからという他に、日中の使用で気になる状況もあるからです。
フリンジとも云われる、緑系、紫系の色ニジミは、明るい背景を背にした黒い対象の縁にでる場合が殆どです。実際には黒い物体の輪郭に発生するのではなく、白く明るい物体の輪郭がニジミとなっています。身の回りで実験する場合は黒い紙に適当な穴を開け、明るい窓に貼ったり、電灯の前にかざしたりすることで、色収差の確認ができます。
現実の状況では例えば、先日もじっくりと観察した、下のような木。

飛び交うメジロなどが上の方の枝にちょこんと留まったりするのですが、例えば、ピントのさして深くない8×42ダハで見る場合、手前の枝にはピントが合わず、ぼやけた上、そのぼやけた輪郭に色ニジミがでます。
下のような枝で遮られた背景の明るい空の輪郭全てに大なり小なり色ニジミが出るのです。対して、色収差の少ない双眼鏡では、たとえ手前の枝がボケたとしても、穏やかなボケ方なので、さほど気になりません。

8×42ダハで、色ニジミが煩い画面も、勝間のWP6×30SB-DやHM6.3×40SK-Dでは色収差も少ない上、ピントも深いので、かなりすっきりした画面になります。
よく、電柱や電線、碍子などで色収差云々という説明がありますが、実際の使用状況でも、このように気になる場合もあると云うことです。