テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

GUCKAUGEN

2014-01-30 23:55:28 | 写真機 画像
美術館のショップなどでよく置いてある、WERKHAUS(ヴェルクハウズ)社のGUCKAUGEN(グックオーゲン?)という、細かいミラージュフィルターのようなレンズの玩具です。
独逸製で、名前(guck 見る augen 目)のように、覗く為のもので、カットグラスを使った飾りではなく、歴とした光学玩具です。本国では、動物やキャラクター、カメラのようなものまで多種多様の製品が売られています。

レンズの縁は分厚いラバーのフレームで、目の回りにもよくフィットし、コンデジのレンズの前にあてがっても、ずれにくく、


手軽に特殊効果撮影が楽しめます。



この会社、もともとはMDF材を使った、多様な家具、小物類を本業としているようです。



MDF(中密度集成材)はパーティクルボードよりずっと細かい木材チップを樹脂で加温加圧成型したもので、反りなどがほぼ無く、机の天板など平滑性を重視されるものに使用されています。このGUCKAUGENは、ほぼハードボードに近いような硬いMDFで作られており、安易な樹脂製とは違う、温かく上質でソリッドな感触です。瞳の前にかざしてみると、視軸の位置や、対象との距離によって、例えば一人の顔が20以上に見えたり、回転させたりずらしたりするとで、さらに面白い視覚効果を得ることが出来ます。