今冬、少なくとも私の経験する初雪が夜半から降り始めました。
冬山に慣れ親しんでいた頃とは違い、単なる初雪にも、なんかしみじみとした季節を感じるのです。
風が強く、天気図によれば、すぐにも止み、決して積もることなどなさそうですが、雪が舞うと、有る一定以上の向こう側の小さな音が全て吸収され、聞こえにくくなる、その静けさが結構好きです。さらには、積もった中をじゅっじゅっと踏みしめて歩くのも、足もとの音をダイレクトに耳で感じられて、他では得られない、稀有な感覚なのです。
しんしんと降る雪、という表現がありますが、擬音語とその使い回しの豊かな日本語のなかでも、意味合いからも、実際の音からも、まさにふさわしい言葉です。
冬山に慣れ親しんでいた頃とは違い、単なる初雪にも、なんかしみじみとした季節を感じるのです。
風が強く、天気図によれば、すぐにも止み、決して積もることなどなさそうですが、雪が舞うと、有る一定以上の向こう側の小さな音が全て吸収され、聞こえにくくなる、その静けさが結構好きです。さらには、積もった中をじゅっじゅっと踏みしめて歩くのも、足もとの音をダイレクトに耳で感じられて、他では得られない、稀有な感覚なのです。
しんしんと降る雪、という表現がありますが、擬音語とその使い回しの豊かな日本語のなかでも、意味合いからも、実際の音からも、まさにふさわしい言葉です。