テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

Walkstool Comfort & Walkstool Steady

2014-01-11 15:01:15 | Outdoor
スウェーデン製のアウトドアチェア、ウォークスツールには、スウェーデン製のComfortとチャイナ製のBasicがあります。Comfortの方は踏ん張りの効きそうな大きな硬質ゴムの足(石突)が付いていますが、それでも、柔弱な砂地草地泥濘地などでは、荷重をかけるとかなり沈み込むでしょう。
また、メーカーのHPでは
People using Walkstool outdoors with the risk of having the rubber feet sinking into the ground – typically hunters.(例えばハンターのような地面にゴム足がめり込んでしまいそうな屋外で使う方)
Professional users working on slippery surfaces with the need of making Walkstool even more sturdy and reliable.(滑りやすいところで、ウォークスツールをより堅固に信頼性高く使いたい作業者)
Big people in need of a portable seat that will hold their weight for years to come.(長い間ずっと使っても大丈夫そうな携帯イスを必要とするおデブ)

に、Walkstool Steadyというオプションを勧めています。




前回の記事の自分の写真にもこのWalkstool Steadyを装着してありましたが、ゴム足の部分をよく見てみます。


足の石突の拡大画像です、ゴムらしいですが、かなり硬く容易に曲がりません。


Walkstool Steadyは、イスのサイズごとに調整するようになっており、もとのゴム足をくるんで、ドローコードで締めます。





使用状態、実際、このSteadyで上下ともに簡易なトラス構造が出来ることになり、強度は高まり、よほどの柔弱な地面でない限り、大きく沈み込むこともなく、また、この手のアウトドアチェアで真っ先に傷みやすそうなゴム足も保護されることになります。

ただこのSteady自身はごくフツーのナイロンベルトのようで、引っ張り強度はともかく、コンクリートなどの、硬い粗面では、傷むかもしれません。


同じ幅の分厚いテープが手もとにありました。


ホットナイフやハンダごてで穴を開けます。


一方をまつって、もう片方を適当な長さで切り、端部はホットナイフでほつれないよう熔着し、Steadyに重ねます。


これで、強度も充分でしょう。取り外し、交換も簡単です。


ただ、Steadyを使わない場合に(現実にはそのほうが多いと思います)、土の地面やアスファルトはともかく、コンクリートやセメント面では、ゴム足は削られてきます。
メーカーのHPでは、このゴム足も含め、各種のスペアパーツが個別に購入できますが、一工夫してみます。


自転車の古チューブをこのようにカットします。


引っ張って被せます。ローカットの靴下みたいな要領です。

これで、硬質リノリウム、鉄板などの硬い面でも滑りにくくなり、同時に不用意にゴム足が削られることもありません。また、屋内外ともに使う場合でも、汚れたチューブの靴下は、使い捨てても惜しくありません。


まあ、生来、貧乏性なので、結構お高いアウトドアチェアを大事に使おうという、試みなのです。