昨日、2月10日に、無事「演劇集団らせん」の第3回公演を終了しました。
寒い中、また南は熊本から北は中野区まで(もっと遠い人もいるかな?)
足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました
ワタクシ的には、前回はスタッフとして参加したので、
処女公演と今回で、2度目のキャスト参加となりました。
今回はなんと「うちなんちゅ」の役でありました。
最初は今回もスタッフのつもりだったので、
方言指導かなーと思ってたけど、
結果的には自分でやることになりました。
っていうか、台本を読んだ瞬間に
この役はやりたい!と思ってしまった。
実は、いわば「一目ぼれ」状態でありました。
なぜそう思ったのか、演じるうちに気づいてきました。
私は関東にいるときは標準語でしゃべってて、
それが日常だったのですが、
実は「標準語をしゃべる自分」をある程度演じているのだということ。
前作は「標準語をしゃべる自分が、さらに別の役を演じている」
という状態だったのだけど、今回はある意味、中抜き状態。
「素の自分」と「役柄の自分」の距離が近くて、
演りやすいというか、役がすんなり入ってくる感じでありました。
(では出来がよいかというと、そりは別の話で)
自分の生まれ島の言葉の優しさにも気づくことができて、
よい体験をさせていただきました。
他のキャストはほとんどが3作連続での出演ということで、
私はブランクの分、ゲタをはかせていただいたような気がします。
ありがたいことでした。
おかげで私はこの役に愛着を持って演じることができました。
今は、この役と離れるのがちょっと寂しいほどです。
今回もたくさんの人に助けていただいて、
無事終了することができました。ほんとうにありがとうございました