今年ははじめから舞台三昧。
年が明けてからすでに3本も見てしまった。
まずは「スーザンを探して」
真琴つばさのスーザン、かっこよかった~。
背ぇ高っ!足ながっ!
そして加藤久仁彦(狩人兄)これまたかっこよかった。
一番前でみたんで、すんごい迫力でした。
でもってその翌々週には「リチャード三世」。
いのうえひでのり&古田新太のシェークスピア。
シェークスピアを観るのは初めてなのですが、
そのときの気持ちを全部台詞にしちゃうのですね。
「いま私は胸が張り裂けてしまいそうに苦しい」みたいに。
台詞で説明しながら、なおかつ胸が張り裂ける演技をしちゃうわけだから、
役者も大変だし、観る方もくどさを感じたりしてちょっと大変。
でも、これが演劇の基本なんだよねぇ。
シェークスピアは役者の演技力に任せようとは思わなかったんかなあ。
それとも、役者によって表現方法が変わることで、
本来自分が伝えたいことが伝わらないのが怖かったのか。
などと思いながら観ました。
でもって今日はタカラヅカ。
群馬の妹が体調を崩してるので、代わりに母と一緒にいくことになりました。
前半は日本もの「夢の浮橋」なのだけど、うーん、日舞系の舞台はちょっと間延びする感じ。
それだけに後半のレビューはきびきびしてて、観ててすっきりしてとても楽しかった。
途中で、男役のメンバーがドレッシーな格好(でもキュロット)で登場するところがあり、ファン大喜び。
しかもアフロだし。トップの人はアフロの上に触角つけて
みつばちマーヤみたくなってるし。
女性が男役になって、さらに女装で登場。でもきちんと違和感(おかまっぽいの)。
あら、どっかで聞いたシチュエーション。
いつものように華やかできらびやかで、目の正月って感じでした。ヒカリモノ好きにはたまりませんな。
今年はこの後に新感線の「かげろうとうげ」も控えております。観すぎ。
そういえば今朝の電車の中、
ウォークマンの音漏れが聞こえるので、
どこのアンちゃんかと思ってその方向を見ると
結構いい年のオトーサンで。
しかも聞こえるのはド演歌で。
そのあと、電車に白い杖の方が乗ってきて、
その人が電車を降りたときに、
「出口はこっちですよ」と声をかけてあげてたのは、
カノジョとお手手をつないでいるお兄ちゃんで。
人を見た目で判断してはいけないなあと思いました。