でぶぶろぐ

沖縄生まれ、小田原在住。
人生1/2世紀越え、
でぶな私のゆるゆるな日々。

ノルウェイの森

2011-01-23 02:02:54 | Weblog

さて、昼の部なので終演は午後2時半。
外に出ると当然まだ明るいので、
もうひとつ何か見て帰ろうということで、
東京宝塚と同じ建物にある映画館に行き、
この映画を見てきました。

うちのダンナ様は村上春樹が大好きで、
我が家の本棚にはハードカバーと文庫で村上春樹作品がぎっしり。

ということで、気になっていた映画でした。

私もいくつか村上春樹は読んでいるのですが、
まずワタナベを演じる松山ケンイチが、
スクリーンの中で、村上春樹の小説の中に出てくる人物として存在していました。
抑揚がないけど、感情がないわけではない話し方。
中では静かに息づく感情があるけど、それに気づく人は本当に限られているような。
話し方だけではなくて、雰囲気というか、たたずまいというか。

そして菊池凜子が演じる直子。

心と体がばらばらになって、
今にも壊れてしまいそうな脆さが伝わってくる。
クリスタルのグラスのよう。
手が届きそうなほど薄いのに
入り込もうとすると硬質な冷たさで拒絶して、
壊れた時のかけらは自分も相手も傷つけるほどに鋭くて。

ダンナ様いわく「ノルウェイの森の世界を忠実に再現している」そうです。
だから、読んでいない人にはストーリーがつながらないかもしれないけど。

私も実はこの作品は1回しか通して読んでいなかったのですが、
もう一度読み直してみようかなと思いました。


目の正月~

2011-01-23 01:31:08 | Weblog

今日は朝からダンナと有楽町にお出かけ。
(最近毎週遊びに行ってますな

朝は東京宝塚劇場。

ちょっと久々の宝塚です。
ストーリーは重めですが、わかりやすい。
沖縄の妹にさっそく劇場のパネルを写メで送りました。
(沖縄から宝塚に通っていた筋金入りのファン)

劇場の2階に過去の上演作品の展示がありまして。
2003年あたりから見てみると、あら、私結構見てる。

あら10作ぐらい見てるわっ

いつの間にか銀橋という言葉も覚えて、
フィナーレを見るとわくわくするようになったわたし。

花が咲いたような舞台は、やっぱり目の正月です。