「教育受けるため立ち上がろう」 ノーベル平和賞・マララさん訴え(産経新聞) - goo ニュース
facebookで久々に連絡を取り合うようになった
前の職場の先輩が、マララさんのスピーチを聞いて
「こんなに涙が流れるスピーチを聞いたことがない」と書いていました。
いまなお、女性であるがゆえに、年が幼いがゆえに
ひととしての権利を奪われる世界がある。
好きな人と結ばれること、学ぶこと、
そんな自然な、あたりまえのことが認められない。
認められないことすら知らないこどもたちがいる。
マララさんは命をかけて立ち上がったけれど
他にも声を出せず、立ち上がることもできずにいる人たちがいる。
そのひとたちが悪いわけじゃない。
あたりまえの夢をかなえるために
ここまでの犠牲を払わなければならない世界を
何とかしなければ。
自分とちがう性別、年齢、宗教、人種、
ちがうというだけで、上下をつける人間のサガは
いつからあるんだろうか。
自分と違う、でも、そのひともまた、自分を生きている。
それぞれの「自分」が「自分」を生きたいと願っている。
マララさんはスピーチの中でこう言っています。
父は私に特別なものを与えてくれたわけではありません。
ただ、父は私の翼を切り落としませんでした。
だれもが翼をもっているはず。
誰もが翼を切り落とさずに生きていける世の中を残すために
おとなは何ができるだろう。