田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

旧三笠ホテル:軽井沢町

2017年12月06日 | 古民家っていいなぁ。(県外)
今年の7月に重要文化財「旧三笠ホテル」に行って来ました。
白糸の滝の帰りに、軽井沢方面に向かっていたら、偶然見つけてあーちゃんと二人で見学させて頂きました。(入館料:400円)
三笠ホテルという名称は、敷地前方の愛宕山が奈良県の三笠山に似ていることから、付けられたそうです。

三笠ホテルは、日本郵船などの重役を務めた実業家の山本直良氏が創業しました。
アメリカで設計を学んだ岡田時太郎氏の設計で、全て日本人によってつくられ、明治38年に完成しました。



日本人の手による純西洋式木造ホテルという点が評価され、国の重要文化財になったそうです。

ホテルの営業は、明治39年5月に開始され、昭和45年に廃業し、昭和55年に軽井沢町に贈与されました。
木造純西洋式のホテルとしては、札幌の「豊平館」に次ぐ、古い建物で、昭和58年4月から内部が一般に公開されました。
一時は、進駐軍に接収されたこともありました。

文化人財界人が多く宿泊したことから、「軽井沢の鹿鳴館」とも呼ばれていたとのこと。

電灯によるシャンデリア照明、英国製タイルを張った水洗便所、英国製のカーペットの採用など、当時の最先端、最高級の設備が整えられています。(軽井沢町パンフより引用)
写真は、ホテルの元フロントです。重厚な雰囲気ですね。


超電導リニアモーターカー:都留市

2017年12月06日 | 気になる物(乗物・建造物・構造物:巨木など)
平成26年10月、友人と「山梨県立リニア見学センター」に行って来ました。

場所は、中央自動車道大月インターチェンジから見学センターまで約6.5km(約15分)。



見学センターは、山梨リニア実験線の走行試験の開始に合わせて開館した県立の博物館型見学施設です。

リニア中央新幹線とは、全国新幹線鉄道整備法(以下「全幹法」)の基本計画路線に位置付けられている「中央新幹線」を、時速500kmで走行する 超電導リニアモーターカーにより、東京都を起点に、甲府市付近、名古屋市付近、奈良市付近を主な経過地として、終点大阪市までを結ぶ新幹線のことをいいます。この計画が実現すれば、東京~大阪間が約1時間で結ばれることになります。
平成23年5月26日、国土交通大臣が、全国新幹線鉄道整備法に基づき中央新幹線の整備計画を決定しました。整備備計画の決定に先立ち、5月20日には営業主体・建設主体にJR東海が指名されています。

当日は、幸運にも山梨リニア実験線での走行試験の様子を見学することができました。

時速500km。あっという間に通り過ぎます。(有人走行最高速度603㎞/hを記録)
現在、リニア中央新幹線のリニア品川駅新設、南アルプストンネル新設工事などが進められていますが、平成39年(2,027年)に開業(東京~名古屋間)が予定されています。大阪までは、2045年です。
平成39年というと、私は72歳になりますが、それまで健康に気を付けて、元気に暮らし、リニア中央新幹線に是非、乗車してみたいものです。大阪開業は、90歳になります。その頃は、もう無理でしょうね。

でっかいどう、北海道:美瑛ほか

2017年12月06日 | 日本っていいなぁ。(旅の思い出)
「でっかいどう、北海道」。昭和52年の「全日空さわやかキャンペーン」の広告コピーです。懐かしいですね。
私が、21歳頃です。あれから約40年、今では、すっかり爺(じじい)になりました。
ところで、平成26年9月上旬に3泊4日であーちゃんと次女の3人で旭川、東川、美瑛、小樽に行って来ました。

私は、2泊3日。1日遅れて北の玄関口「旭川空港」で合流しました。
あーちゃんと次女は1日早く、旭川に到着し「旭川市旭山動物園」と「雪の美術館」に行ってきたっそうです。
「ほっきょくぐま(北極熊)」の度肝を抜く迫力満点の水中ダイビングや水中トンネルでペンギンが自由に泳ぐ姿はまるで空を飛んでいるかのようですね。
私が空港に到着するまでは、雨模様でしたが、レンタカーを借りる頃には雨も止み、晴れてきました。

最初に行った美瑛の「新栄の丘」です。美瑛の美しい田園風景を見渡せる展望公園です。

次は、美瑛を代表す花園「展望花畑 四季彩の丘」です。9月ですが、まだまだサルビアなどの花が真っ盛りですね。

丘全体がカラフルな絨毯のようです。

こちらは、女の子の「ロール」ちゃん。「ロール君」もあります。牧草を巻いた物です。

トラクターバスで園内を巡る「四季彩ノロッコ号」です。乗ってみましたがあまり乗り心地は良くないです。

「見晴らし台 千代田の丘」です。眼下に牧場が見え、美瑛の丘陵地帯や大雪山連邦の全景が望めるビューポイントです。
展望台の二階は、360度ガラス張りになっていて、ここからのパノラマは一見の価値があります!

忠別ダムは、重力式コンクリートダムとロックフィルダムの複合、いわゆるコンバインダム(複数の形式を組み合わせて建設されるダム型式)です。高さは、86m。



今宵の宿は「ラ・ビスタ大雪山(東川町旭岳温泉)」です。





旭岳ロープウェイ。トップシーズンは、往復2,900円もします。旭岳温泉(標高1,100m)から5合目(標高1,600m) までを約10分で結んでいます。

旭岳は、標高2,291m(北海道最高峰)とのこと。ロープウェイの到着地「姿見駅」から散策路(1.7km)を一周ゆっくり歩きましたが、姿見駅に戻ってくる頃には、雨が降り出しました。行いが良いのかほとんど濡れることはありませんでした。



「姿見駅」方向の眺望。遥か彼方まで地平線が見えます。

「すり鉢池」から望む旭岳、

「でっかいど、北海道」。360°の大パノラマで本当に素晴らしい景色を満喫できます。

しらたまのき(白玉の木)。ツツジ科の常緑小低木。

活火山に指定されているので、「御嶽山(おんたけさん)」みたいに噴火(H26.9)しないかと心配になります。

ガンコウラン(岩高蘭)の実。この実は食べられるそうです。集めてジャムなどにする人もいるとのこと。

エゾリンドウ(蝦夷竜胆)。日本原産の多年草で、花期は9~10月です。

東川町から小樽市までは、近いようで移動時間(220km。3時間強)が結構かかりました。。
早速、小樽運河に行きました。大正12年(1923)の完成。昭和初期にかけて、物流の要として栄え、現在は散策路などが整備され、観光地となっています。全長は、1140mです。意外に短いなという印象でした。初めて行きましたが、TVで見る印象とはかなり違うなという感じです。

2泊目の宿は、小樽港マリーナに面して建つ「グランドパーク小樽」です。

宿の傍の街路樹(ナナカマドの実)。近くには、石原裕次郎メモリアルホールもありました。

宿の近くの小樽港に停泊していた豪華客船「サン・プリンセス」。早朝に目が覚めてしまったので、港周辺の散歩をしました。
(総トン数:77,000トン 、乗客定員:2,022名、乗組員数:900名、就航年:1995年 、客室数:975室 )

近くで見ると兎に角でかい船です。(全長:261m 、全幅:32m)このような船には乗船したことがないので一度船内を見てみたいものです。

小樽天狗山(標高:532m)にロープウェイで登り、小樽市街を望む。すばらしい景観が目の前に広がります。
山頂からは市街や日本海を一望できます。夜景は特に素晴らしいようです。

山頂の公園で飼われている「シマリス」。女子は可愛い動物が好きですね。
この後、お土産を買い、新千歳空港から帰路に着きました。