もうすぐ夏休みが終わってしまいます。9月からは秋休みです。なんのこっちゃ!
少しは涼しくなるとよいのですが、しばらく32℃超えの真夏日の予報。
昨日の朝は30分ほどですが土砂降り。落雷の影響で2分程度だったと思いますが、久しぶりに停電しました。
今回は、スイカズラ科オミナエシ属の多年草三種です。
定番ですが、秋の七草のひとつ「オミナエシ(女郎花)」
(Patrinia scabiosifolia=パトリニア・スカビオシフォリア)
※秋の七草は、’190828 「夏の花23-29:秋の七草?」をご覧ください。
しなやかで優しい花の姿から「オミナエシ(女郎花)」と言われます。
日当たりの良い山野の草地に生えますが、野生のものは見たことがありません。
日本全土(沖縄除く)、中国、東シベリアにかけて分布します。
別名:アワバナ(粟花) 草丈:60 ~100cmほど
花期:8~10月 直径3~4mmほどの黄色い花を参房状に多数つける。
「ハマオミナエシ(浜女郎花)」(Patrinia scabiosaefolia f. crassa)
草丈:30~40cm 花期:8~10月
北海道と本州に分布し、海岸に生えます。
山地の岩場などに生える「ハクサンオミナエシ(白山女郎花)」(Patrinia triloba var. triloba)
近畿地方以北の主として日本海側に分布
別名:コキンレイカ(小金鈴花) 草丈:20~60cmほど
花期:7~8月 花は集散花序につき、花冠は直径5mmほど