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春の花:クロバナロウバイの仲間

2022年05月14日 | 花さんぽ・花めぐり

春に開花するロウバイ科クロバナロウバイ(カリカンサス)属の落葉低木 花期:晩春~初夏

※正確な情報が得られない部分もあります。間違いがありましたらお許しください。

➊「クロバナロウバイ(黒花蝋梅)」(Calycanthus floridus) 北アメリカ原産

花は暗紅紫色で、イチゴのような強い香りを持ちます。

別名をニオイロウバイといいます。樹高は1~2mほど。

葉裏に毛が生えているのが特徴。芳香は葉や枝にもあり、傷つくと強く香ります。

秋には黄葉します。

➋「アメリカロウバイ」(C. floridus var. glaucus

クロバナロウバイの変種。赤褐色の花にはほとんど香りがありません。

クロバナロウバイよりも大型で、樹高は2mほど。本種の葉裏↑は無毛。

➌「ニオイロウバイ‘アテネ’」(C. floridus 'Athenens')

葉は対生し、卵形または長楕円形。クリーム色の香りのある花を咲かせます。

➍「カリカンサス‘ハートレージ・ワイン’」(C. 'Hartlage Wine')

中国原産のナツロウバイと、北アメリカ原産のクロバナロウバイを種間交配してアメリカで作出されました。

芳香はクロバナロウバイほど強くない。樹高2~3m程度に成長します。

花径6~10cmと大輪。鮮やかなワインレッド色の花を咲かせます。

➎「カリカンサス’ホワイトドレス’」(C.  ‘White Dress’ )

ナツロウバイ、クロバナロウバイ、シナロウバイの3元交配種です。

花径が12~15cmと大輪で芳香を漂わせます。

➏「クロバナロウバイ’ アフロディーテ’」(C. 'Aphrodite')

赤花の’ハートリッジ・ワイン’と白花の’ホワイトドレス’の交配種です。

花色は鮮やかな赤紫色の大輪でマグノリアに似ています。

'ハートレッジ・ワイン'とは異なり、とてもよい香りがします。

 
 

 

 

 



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