日当たりのよい岩場などに生育する「タイワンツクバネウツギ(台湾衝羽根空木)」(Abelia chinensis var. ionandra)
別名:シナツクバネウツギ(支那衝羽根空木)
本種(アベリア・キネンシス)と「アベリア・ユニフローラ」(A.uniflora)の雑種が公園や街路樹として植栽される「アベリア(ハナゾノツクバネウツギ(花衝羽根空木))」(Abelia × grandiflora)
スイカズラ科ツクバネウツギ属の半常緑低木 日本(琉球列島)・台湾原産
ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種として絶滅危惧ⅠA類(CR)に指定されています。
沖縄島では絶滅した可能性が高く、 奄美大島と石垣島でも絶滅寸前とのことです。
花期:7~9月 花は白色で芳香がある。
名前は「ウツギ(空木)」に似ていて、花後に残る 5 枚の細長いプロペラ状の萼片が羽根突きの「衝羽根」のように見え、台湾に生育することに由来。
葉は2~5cmの卵形~楕円形葉で対生につき、葉の表面には光沢がある。葉縁には鈍鋸歯がある。
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